（直販仕入・直接販売とは具体的に何が違うのか）
価格メリットと市場ニーズへの対応に差が出ます。
旅行商品を構成する素材となるエアー、ホテル、その他の地上サービスを各航空会社、ホテル、バス会社、その他付帯関連業者から直接仕入れることで双方がツアー商品コンセプトからそのコンテンツの詳細に至るまで十分に相互理解しあうことができ、価格メリットは勿論、いかに市場ニーズに敏速に対応できるかどうかにも大きく寄与できるビジネス形態だと考えます。お客様の声をツアーアンケートをはじめ、自社のマーケティングデーターをアウトソーシングすることなく仕入・企画・販売・現地ガイドスタッフといった組織全体で作成共有し徹底的に分析し、また、日々の営業活動、添乗・現地ガイド業務を通してより多くのお客様と直に接する機会を最大限に活用できます。このようにツアー商品企画にお客様の声を最大限に反映できることがこの直接販売方式の最大メリットです。また、各仕入先より中間業者を通さず直接各素材を仕入れることで流通に発生する手数料が省け、仕入れ価格を抑えるとともに、取引先に仕入総数も明確に打ち出せるので安定した供給が確保できるのです。一方、直接販売とは全国各地にある旅行販売代理店を通さずお客様へ当社の商品を直接販売することで、同様に販売手数料を省けその分をお客様へ還元することができるのです。

利用ホテルへの拘りも大切です。
ホテル仕入れでは立地、部屋、食事は勿論、オーナーやマネージャーのホスピタリティーまでお客様への滞在の印象に大きな影響を与えるものです。当社では仕入部門がヨーロッパ、北米、オセアニアともに直接ホテルオーナー、マネージャーと毎年商談する際にも一般的な市場動向、経済環境等だけでなく実際にご参加頂いた多数のお客様からのツアーアンケートにある生の声を直に伝え、彼等に顧客満足が達成されているか否かの実態を理解してもらいます。また、顧客ニーズに対応していけない、或いはそれが低いホテル、取引先等には積極的に改善を促し直ちに対応しない場合にはどんなに売り手市場のホテルでも変えていきます。どんなに外観、室内等が良くても従業員のお客様へのホスピタリティーが悪かったり、食事が美味しくなかったりしては１週間滞在するヨーロッパスキーのホテル滞在の魅力は半減してしまうからです。

（フェローガイドサービスはガイド日数は勿論、重要なポイントがあるのです！） 当社のガイドサービスのモットーはまず海外スキーを安全にかつ楽しむというコンセプトで各エリアの規模に合わせてゲレンデガイドが全てのツアーコースに付いています。

例えば９日間ツアー（滑走日数６日間）なら４日間～６日間のフェロースタッフによるゲレンデスキーガイドとなります。ガイド日数はスキー場の規模が大きければなるべく多く設定しておりますが単なる日数が多いだけでなく、重要なことは例えば「コルチナ・ダンペッツオ９日間」ならコルチナ周辺だけのトファーナ、クリスタッロという２つのエリアだけを滑るだけでなく、可能な限り「スーパードロミテのスキーエリア」へ皆様を毎日ご案内致します。海外スキーならではの目的は日本では味わえないロングコース滑走、大斜面、数々の名峰とドロミテの絶景を楽しむといったトータル的に効率良くコルチナダンペッツオ、セラロンダ、チベッタ、モンテエルモ、プランデコローネス等の広大なスーパードロミテスキーエリアを滑ることなのです。

私達が考えるスキーガイドサービスとは私達フェロースタッフが滞在中のガイドスケジュールをその日の天候、雪質、お客様のレベル等から最大限ご満足いただけるよう効率よく組み立てることであり、わくわくドキドキするようなガイドプランこそ専門店としての他社との違いだと想っております。何日滑ったかではなく、ルーティングや周辺のエリアへの遠征等も含めて、実際にどのエリアをどこまで滑ることが可能なのかをその地の魅力を体験できるのか、ツアー選びの段階からお客様が全ての旅行の楽しみを吟味してご参加頂けるようこのスキーガイドサービスをいつも考えております。