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列車チケットの選び方

スイス国内を網羅する鉄道・バス・湖船・山岳交通・都市交通などの交通機関で利用できる「スイストラベルシステム」。2015年から内容が新しくなりました。各トラベルパスの詳細はスイス政府観光局のホームページ(http://www.myswiss.jp/jp.cfm/transport/sts/ticket/)などでご覧いただくことができます。実際に利用する場合どう組み合わせるのがいいのか?は、旅程によって異なりますので、選び方についてご紹介します。

<ポイント>
スイストラベルパス:有効日数内で連続利用
スイストラベルパス・フレックス:30日以内で利用日を選んで(指定して)利用(3日、4日、8日、15日)スイストランスファーチケット:空港や国境から目的地まで最短ルートで往復利用

1. 毎日違う宿泊地に滞在する移動型、または1都市に滞在して多方面へ日帰り旅行をする場合

→「スイストラベルパス」利用をお薦めします。
例えば、毎日違う路線での移動を楽しみながら宿泊地を移動する場合、あるいは、「チューリッヒ7泊」という旅程でチューリッヒを基点としてルツェルン、ベルン、アッペンツェル、など毎日違う場所へ日帰りで出かける場合は、連続して利用ができる「スイストラベルパス」がお勧めです。

2. 主な滞在地が1箇所の場合

 →「スイストランスファーチケット」と「ハーフフェアカード・コンビ」利用をお薦めします。
例えば、「チューリッヒ1泊、グリンデルワルト7泊、チューリッヒ1泊」という旅程の場合、チューリッヒ~グリンデルワルトの往復2回分が利用できる「スイストランスファーチケット」とグリンデルワルト滞在中に全て半額で切符を購入できる「ハーフフェアカード・コンビ」を組み合わせます。 ただし「スイストランスファーチケット」は原則として目的地への最短ルートでの移動時の利用のため、移動途中に観光を取り入れた寄り道ルートや湖船利用を取り入れる場合は、別途追加費用が必要となりますが「ハーフフェアカード・コンビ」提示で半額購入が可能です。
またグリンデルワルト滞在中は、「ユングフラウ鉄道パス6日間」などエリア限定のパスを利用する方法もあります。

3. 主な滞在地が2箇所以上の場合

→「スイストラベルパス・フレックス」と「ハーフフェアカード・コンビ」利用をお薦めします。
例えば、「チューリッヒ1泊、グリンデルワルト3泊、ツェルマット3泊、サンモリッツ3泊、チューリッヒ1泊」という旅程の場合、利用日を大きく移動する4回分と選ぶことができる「スイストラベルパス・フレックス4日間」利用とし、各エリアに滞在中は「ハーフフェアカード・コンビ」を利用して、山岳交通機関などの切符を半額購入します。サンモリッツでは2泊以上の滞在でエンガディンエリアの殆どの公共交通機関を無料で乗り降りできるパスをホテルから借りることができるので、必要部分のみを「ハーフフェアカード・コンビ」提示で半額切符を購入します。


各トラベルパスの詳細はスイス政府観光局のホームページ(http://www.myswiss.jp/jp.cfm/transport/sts/ticket/)などでご覧いただくことができます。



上記以外の組み合わせ方もありますので、お見積ご依頼時には旅程に合わせて最適なパスをご提案させていただきます。