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ツール・ド・フランスに参加して
フェローサイクルさんのサイクリングツアーは、観戦だけでなくサイクリングも大きな要素です。ツールルートの一部を自走する旅ですから、参加者同士の絆も深まります。社名の一部「フェロー」にはそういう意味も込めているそうです。高い標高の坂をかなり上るし、下りは普段のママチャリよりかなり早い速度ですので自転車乗りの実力と体力が必要です。今回はイベントが盛りだくさんで疲労が蓄積し、最終日のパリは、いつもの半分くらいしか歩けませんでした。フェローサイクルの方々、一緒に参加した皆さん、素敵な旅をありがとうございました。下記価格は参考程度です。
2017/07/16(日)08:30リヨン着(晴天)
現地日本人ガイドさんの案内で古代ローマ劇場などリヨン観光。フルヴィエール大聖堂横のリヨンを一望できる木陰で昼食(17ユーロ位)。選択デザートにウ・ア・ラ・ネージュがあり私一人で感激。
午後4時くらいにヴァランスホテル着後、バスでアビニョン方面へ。ローヌ川ヨット発着所前でレンタルバイク(通しで160ユーロ)受け取り。荷台に簡単に付けられる付属バッグも無料で貸してくれた。往復とも渋滞だったので遅れてしまい、ホテル残留レース観戦組はとても心配したらしい。レストランで会食後、すぐ就寝。
2017/07/17(月)休息日(ル・ピュイ・アン・ヴレイのチームホテル訪問、晴天)
7:30朝食。若いH夫婦はヴァランス近くにあるヴァローナチョコレート工場博物館(面白そう)見学を手配しており別行動。残りの5人はバスで3時間位かかってル・ピュイ到着。町は山間の聖地で巨大な赤褐色マリア像が岩山にそびえ、隣の岩山には教会。
チームバスがそこここに見える町中でバスを下り、バーレーンメリダへ行くと、選手は既に練習に出発した後。兵庫のISさんがフィリップ監督を見つけて挨拶をしました。下の写真はフェローサイクル
その後、丘の上のホテルにいるスカイを見に行ったけど、スタッフが自転車を洗っているのが見えるだけ。私はホテル脇の出店でトレックグローブ購入(少し高いけど今回の必須アイテム)。町に戻って、選手が練習から帰るまでレストランで食事(特産レンズ豆が美味)。Mさんがトレックホテルの場所を聞きに行ってる間に食べ終わった5人は、Kさんを残してバーレーンバスへ。選手は目の前のホテルに帰っていて、新城は5分位したら1階で昼食と聞き待つことに。MさんKさんも合流し待っていると、ほどなく新城選手が下りてきて、エレベータのドアが開くと見知った顔がいるのでびっくりしていた。ISさんや石垣のKMさんと個人的な話ができました。下の写真はフェローサイクル
ル・ピュイを出発して途中のスカイホテルの様子を伺うと入り口に人だかり。キリエンカが門まで出て来てその場にいた人にサインをしていた(いい人だ)。スカイファンのUさん大満足。下の写真はフェローサイクル
サイクリング目的地への途中にはトレックホテルがあり、わざわざバスで寄ってくれた。運転上手なフレデリックさんも苦労するような狭い道。ホテル玄関で、選手は練習から帰ってきて今昼寝中、と聞いていると、向こうの方で数人の女性の大声が聞こえる。なんか切羽詰まった感じ、皆で私を呼んでる?走っていくとコンタドールが庭園横の道路にいてサインしてる!バッグから2015年自転車誌とペンとカメラを取り出し、KMさんにバッグを託し、コンタに私がサインをもらっている(フェローサイクルさんジロツアー)写真の下にサインをもらった!迷惑かもしれないけど、写真も取ってもらわなければ絶対後悔する。千載一遇のチャンスだもの。男性Iさんが私のカメラを引き受けてくれ、(メディア会場へ向かうであろう)車のドアを開けようとするコンタドールにお願いして、二人一緒の写真撮ってもらった。今度は言えた「ムチャス・グラシャス!」(前回はコンタにつられて「グラッチェ」)。彼はとても愛想良かった。呼んでくれたみんなありがとう。みなもサインもらえたそうでよかった!その後はへなへな状態。下の写真はフェローサイクル
今日はこれで満足、もう結構、と思ったら、試走メニュー(明日ルート)がありました。自転車に自信がある人は不要かもしれないけど、初めての電動バイクで、シフトや電動スイッチの利き具合を確かめながらアップダウンのある道を試走することは必要です。どんな坂でも一定スピードで同じ力でこぎ続けてないと安定したアシストがされない電動バイクと、立ちこぎしても良いロードバイクとは違うから。下の写真はフェローサイクル
2017/07/18(火)(4級山岳Col du Rouvey峠通過、晴天)
7:00朝食後の散歩でヴァランス名物衛兵サブレがドアについているお店発見。
バスを駐車させてもらった街では、巨大皿型鉄板に巨大イチゴタルトを作るべく、地域総出でナイフを手にして準備中(空撮には我々のバスも写ってた)。昨日と同じ道だけど自動車で混みあって3倍くらいの疲れ。峠手前に場所取りし、持参の旗6枚を設置したけど大変すぎて翌日からは枚数減らすことに。KMさんが新城両親から預かってきた幟旗をセットするのは結構苦労した(回を重ねるごとに素早くなり、最後はあっという間)。親しげに挨拶する自転車乗りの中年男性をよく見ると、赤ジャージ姿のフレデリックさん(見違えた)。しばらくするとカルフールの車が止まり、子供たちを呼びあつめ一列に並ばせて赤玉シャツを配り始め、大人も並んだ。去年の雪辱を果たすべく私も並んでゲット。下の写真はフェローサイクル
キャラバンカーが通り過ぎた後、ヘリコプターが飛んできたので選手到着の期待が高まっていると、2台の先導バイクが観客を道路端へ下がるようにかなりきつく指示した。どうしてかと思っていたら、やってきたのは道路の幅いっぱいに広がって密集しているプロトンの大集団。みな非常に緊張した顔で前方位置を確保しようとしている。多分この峠の向こうの丘陵地帯での風分断を警戒しているんだろうな。すぐ後にグルペット集団が来て終了。帰りは自転車の優位性を最大限に利用して渋滞している車の間をぬって戻った。バスでグルノーブルへ。ホテルの近くに複数のスーパー、新聞売りのタバコ屋があって便利だった。スーパーで購入した食品を部屋で食べたけど、皆疲れていて早々に就寝(以降の日々も同様)。
2017/07/19(水)(超級山岳ガリビエ峠通過、曇り時々雨時々晴れ)
朝7時朝食、ホテル出発したバスはラルプデュエズへ行く道を通り、オズ村へ曲がらず真っすぐ進み、右側にメイジュ氷河を見ながらラ・グラーブ(トイレ休憩)を通過し、ロータレ峠に着きました。峠手前の駐車場でバスを降り自転車を準備していると、上の道路で男の人の怒鳴り声。どうしたかと見上げていると、高速で下ってきた自転車が、道路をふさぐように出てきた車の横にぶつかったらしく、ドスンと音がして男の人が宙を舞った。道路に落ちるとき受け身が取れたならいいけれど、と思っていると、自転車乗りは立ち上がって運転手に文句を言い始めました。でも、直ぐに道路に崩れ落ちてしまい、警察と救急車が呼ばれてました(運転手も不注意だけど高速下りは危険。下りは気を付けよう)。ガリビエ峠の南側にあるロータレ峠(標高2058m)にはホテルやお土産物屋2軒と出店があります。自分用に、薄い黄色県道(D)道標のキーホルダー購入。売店で1本のサンドを5本に分割してもらって購入(愛想のよい店主だった)。KMさんのゆで新じゃがとパウンドケーキもある。
山頂は寒いので時間を見計らって出発。途中で写真を撮ったりして、みな自分のペースで走行し、時々人数確認する感じ(NO SAGAN/NO TOURのペイントが数か所。2011年のANDY FRANKペイントも残っていた)。標高2642mへ上るので最初から呼吸に気を付けて一定スピードで上るようにしました(宮内さん、教えてくれてありがとう)。下の写真はフェローサイクル
南側トンネル出口(標高2400m)付近で雨が降ってきたので少し雨宿り。雨は大したことなく山頂に到達。丁度ISさん顔見知りの日本人カメラマンの車と行き合った(こんなところまでいらっしゃったんですか!)。さすがに山頂は風が強くて寒い。あわてて防寒着をはおります。私の自転車前輪がパンクしていて、Kさん、Mさん、Hさんが修理してくれました(ありがとうございます)。写真はガリビエ頂上付近
下の写真はフェローサイクルでガリビエ北側上り(選手が上ってくる側)
応援の場所取りに峠の向こう側に行きたいのに柵と絶壁ガレ場との間は40センチ程度(道路は侵入禁止)。互いに譲り合いながら進んでいき、柵の一番端(山頂から1キロ位)の崖側(麓から上ってくる様子が見える)に応援旗を立てることにしました。新城の幟1本は電柱に設置。お昼を食べていると何人もの日本人カメラマンが通りかかり、ISさんとおしゃべりして写真を撮ってくれました。キャラバン隊が投げてガレ場に落ちたものは断念。見晴らしは良いけど先頭逃げ1人は蚊のようでほとんど見えない(バイクは見える)。バラバラに登ってくるので選手を個人名で応援することができました。最後の車は5時過ぎ。ロータレ峠方面へ山頂通過する北側トンネル入口は、沢山の自転車が渋滞中。私たちは山頂から慎重に下りました。駐車場まで降りるとバスがない!トンネル入り口手前まで自走してバスに再会。ホテル到着が遅くなりそうなのでラ・グラーブで入ったのに、レストランのサーブが遅く(食事のみ14ユーロ)、かなり遅くなった(フレデリック大丈夫?)。
2017/07/20(木)(ブリアンソン/超級山岳イゾアールゴール、晴れ時々曇り)
ホテル8時40分発で昨日と同じ道をロータレ峠からブリアンソンへ。ブリアンソン(標高1350m)からの登り口(コース裏側)ゲートは既に車両閉鎖中。12時過ぎスタートだけでも見ようと町中で待って、選手が通り過ぎた後に自転車に乗ってゲートへ行くと、徒歩や自転車すら通行禁止。ゲートを迂回して途中から道路に出て上っていくとまたゲートがあり通行禁止だったが通してくれた。ツール関係者用に完全封鎖されてチームバスが沢山止まっているセルヴィエール村(標高1620m)で食事と飲み物をとり、元気をつけてル・ロー集落まで上っていくと、今度は完全封鎖。イゾアール峠(標高2361m)へ行くには徒歩で迂回路を上るしかありません。5時半ゴール後にル・ローまで徒歩で下るのは時間的に無理なので、ブリアンソンに下ることにしました。若いKさんは調査のために徒歩で山頂へ。ル・ロー村には出店が出ているのに商売あがったり。
下の写真はフェローサイクルで、下り途中のH夫妻
ブリアンソンまで下ると自転車乗りが集まってスポーツ観戦中のカフェバーへ。私は、混んでいる店内を避けて屋外で一人ビール1杯を立ち飲みで観戦(奥に比較的空いた部屋があり少し画面が遠くて斜めだったけど日本人同士で観戦したそう)。後ろの道路を、山から戻ってきたキャラバンカーが通るたびに手を振り、アルがアタックして大写しになるとみながイタリアチャンピオンジャージの男性をはやしたてて、その人はもったいぶって周りに挨拶し、ランダがアタックするとアシストが反逆したとみな大喜びで爆笑し、ランダがフルームを引き始めるとシーンとしたり非常に面白かった。
終わったら自転車をバスへ収納し、食事するためさっきの登り口付近に行くとレストラン閉店中。Mさんがレストランを探す間待っていると、イゾアール峠から降りてきた自走自転車選手、チームバス、チームカーが前を通ります。そのうちチームカーを運転するフィリップ監督が通りかかり、ISさんへ挨拶してみなにボトルくれました。私も1本もらった!ボトルを持ってレストランに行き食事をしているとKさんが合流(良かった)。グルノーブル到着は昨日ほど遅くなかった。
2017/07/21(金)(3級山岳コル・デュ・ポワンチュ通過、晴れ)
ホテル9時発でapt郊外へ。バス駐車場から自転車で森の中を少し上り、両側に広がるラベンダー畑の香りを楽しみながら丘陵地帯をしばらく行くと突然山岳ポイント出現。
ここが山岳?あとで見ると丘陵の下から上ってくると確かに3級。道路に「ユキヤ」と書いてあったのでISさんの旗と一緒に写真撮影。
直射日光を避けたいのに木陰が少ししかない。向こうを見通せる崖側の木を利用して旗を設置することにし、待っている間に腹ごしらえ。近くの人たちと写真を撮ったりしているうちにキャラバン隊が通り過ぎた。
選手たちが来る頃には私たちが場所取りした所に大柄な人たちが立ち並び、小柄な日本人達は及び腰。選手は結構ばらけてたけどスピードは速くあっという間。みな通り過ぎたら自転車置き場に帰って出発。最後のサイクリング。行きかう車もほとんどなく、楽にバスに帰れました。全行程無事に終了(私の自転車はフロントサスペンションがロックされていなかったらしく高速で少し不安定だった)。ホテルへ行く途中でフェローMさんの知り合いのワイン醸造所を訪問。ブランドブティックかと思うような外観、未来的デザインのオールステンレス醸造施設(貯蔵はもちろん木だる)に驚かされました。テイスティングで南プロバンスワインの特徴を教えてもらいました(10年物オリーブオイル購入)。
贅沢なリゾートホテルのシェフ、セバスチャンが作るディナー(メインは魚介類)は東京でも最高レベルといえるスタイリッシュで美味な料理で非常に満足でした。
2017/07/22(土)(マルセイユITT、晴れ)
エクス・アン・プロバンスからマルセイユはすぐ近く。サント・マリー・マジョール大聖堂や既にITTコースが設定されて桟橋は通行禁止のビューポート(旧港)近くを徒歩でさっと見たあと、VIP席入場者4名と自由行動3名が3時半に集合してバスへ向かう場所を決めて10時過ぎにプラド駅前解散。私は地下鉄でビューポートへ。乗った電車が駅を通過してしまった(急行とは書いてなかったのに)ので、戻ろうと反対向きの電車に乗ると、フランス語でビューポートに関するお知らせが流れ、それを聞いた乗客が一斉に車外へ。係員らしき人に聞くと止まらないらしい。別の路線の少し離れた駅から行ってみると確かにビューポート駅封鎖中。治安が悪いと聞いていたけどあちこちに警官がいるので一人歩きは大丈夫。イフ島(巌窟王の牢獄モデル)行ボート発着所はコースの向こう側にあり閉鎖中でした。プランBは丘の上のノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院(エドモン・ダンテスがメルセデスと結婚式をあげる教会)で、マルセイユの青い旗をもらってコースに沿って歩けば目的の寺院へ続く道。数人の選手が試走してチームカーが走っている程度なので、観客が少なく柵の外の細い歩道も楽に通れます。結構な激坂。途中で持参のリンゴやオレンジで水分補給しつつ、イベントでコースを上ってくる自転車乗りを応援したりしながら寺院到着。丘の上なので風が気持ちよく景色がきれい。イフ島も良く見えます(臨時発着所からボート運航しているらしい)。
寺院の展望台からは、キャラバン隊が音楽を鳴らしながらコースを上って降りていくのが見えます。地元の人とのグッズ争奪戦はあきらめて、ゆっくり寺院見学してコースに戻ると1時前。さっきは簡単だったコース横断が制限されている。通してくれるのを待っていると試走選手が下からやってきた。上位選手アルやウランが目の前を通り過ぎる。アルを応援していると、下の方から赤ヘルメット白ジャージが上がってくる!コンタドールだ!柵から伸びあがって「アルベルト~ベンガ!」と何遍も叫んだけど耳に届いたかな。いつもの帽子を被っていたけれど、応援旗は広げていなかったのがちょっと残念。写真は遅れて現れた試走選手(中央はブアニ?)
選手やチームカーが途切れた少しの合間に横断させてもらい、下の街に戻った。レストランに入ることも考えたけど食べきれるか心配。バーは女性一人だと怖い。町をぶらぶらしてお菓子屋さんでマドレーヌを購入。さっき降りた駅に戻って予め買っておいた切符を入れると何遍入れても戻ってしまう。駅員はいないし、新しく切符を買う硬貨が足りない。札を崩そうにも、周囲は市場でキオスクがない。困っているとフランス人の女性が話しかけてきて、「システムが壊れて彼らは困ってるのよ。お金ないの?私が買ってあげる。」と彼女のお金で1.7ユーロの切符を買って私に握らせて「こうやって入るのよ」と指示して直ぐに立ち去ってしまいました。手持ちの1.2ユーロだけでも受け取ってほしくて改札越しに声をかけたのに振り返らずに行ってしまいました。最初警戒していたので親切な人だと思わなかった。持っていたマドレーヌ渡せばよかった。だまされる方がお返ししないよりましだった、と後悔(私も東京では外国人に親切にしよう)。プラド駅に戻ったけど、時刻早いので近くの屋台でビール1杯3ユーロを注文し、時間をかけて飲んでもまだ時間ありすぎ。
コースでは下位選手が走っているけど、柵は鈴なりで割り込めない(無理すれば新城選手の走りが見えたはず)。コロンビアらしき応援団が打楽器演奏するのを眺めたりしているうちに皆がやってきました。自由行動H夫婦はコース向こう側からたどり着くのが大変だったそう(地下鉄通路は使えなかった?)。VIP組は、ベロドローム内が厳重に区切られていて選手にアクセスするチャンスがほとんどなかったそう(でもどうにかしたらしい)。駅まで地下鉄で行って、バスから荷物を下ろしてフレデリックとお別れ。17:05発TGVでパリの北リヨン駅20:24着、隣のホテルメルキュールへ。
2017/07/23(日)(モンジュロン/シャンゼリゼ、曇り)
午前中他の女性陣はゆっくりするとのこと。私は一人で早朝散歩。寒い。風情のある建物を鑑賞しつつバスチーユ広場に着くと、屋台の市場がある(木曜日曜のみ)。野菜、肉、魚、食料、雑貨など地元・観光客相手の屋台が数百メートルは並んでます。9時を過ぎて戻るときには、来るときいなかった物乞い(「パリの空の下セーヌは流れる」のアコーディオン弾きも)が目につくようになった(9時出勤?)。東方風な老婆が胡弓のような楽器をもって絵になる座り方だったので、だれかが小銭を渡して写真を撮るため演奏を促したら、全くの雑音だった。
みなで電車(各駅停車の地下鉄は犯罪に会いやすい?)で凱旋門近くのホテル前へ。5人は12時15分に発車するVIP車を待ちます。凱旋門では去年まで自由にコース脇に近づけたのに、今年はコース外側で閉鎖されており、内側に入るにはカバン内と身体の検査が必要。
ガイドのナタリーが運転する車には我々とアメリカ人若夫婦(子供は母に預けて初めて見に来ました。あなた方はエキスパートですね。)の合計7人。高速を通ってモンジュロンへ。ビラージュ会場は食べ物、飲み物、販促品がある通常型。自分の名前で好きな番号のゼッケンをプリントしてくれるサービスもあった。1時間くらいすると選手がちらほら現れ、新城選手が来たので、フィリップ監督にもらったボトルにサインしてもらった。次はチームバスに行こう、私は一足先にトレックバスへ。バイクが並んでいるなかで一つ特別仕様があった(後に、引退するスベルディア用と判明)ので写真を撮ったり、メカニックのファウスティーノさんにサインを(僕でいいの?)もらっていると、バスからコンタドールが下りてきた!でも忙しそうなのでサインを求めず見ていると、選手が次々降りてきてスベルディアと特別バイクを中心に何枚も写真撮影。撮影終わるとサイン解禁で私もノートに書いてもらった。デゲンコルブのサインも欲しかったけれどすぐにバスに引っ込んでしまった。コンタドールの広報担当のおじさんにもサインをもらった(何で僕?)。アスタナバスの正面は、スカルポーニとライオン2頭イエロージャージ2枚だった。
他の4人と合流しているうちにバイクで行きかう選手たちが増え、笑顔のチャベス君にサインをもらい、出発4時20分前にVIP車へ(選手スタートは4時50分)。出発してしばらくすると混み始めて渋滞し、環状道路へ入る前に遠くで赤白青の飛行機雲ができた!まだ外は明るいけど車内はだんだん暗い雰囲気。高速出口は遠く、降りても市内は渋滞(表彰式も間に合わない?)。しばらくするとパトカーのサイレンが聞こえて左側車線をチームバスの隊列が進んできた。バス間に入れてもらおうとしたが入れてくれない。でもバスの後に無理やり入ってパトカー先導の隊列で進み、マドレーヌ寺院前の去年と同じゲート近くで停車。「有難う」を言う暇もなく荷物を背負ってロワイヤル通りを疾走(全力は無理)。コンコルド広場のチームカーの方向からVIP席到着。あと2周残ってる!柵後ろは人がいるので空いているイスを取りに行くついでにシャンパン飲んで、イスを柵そばへ持ってきて旗を広げた(選手は見る余裕ないだろうな)。巨大スクリーンが前後にあるので選手の動きは確認可。あっという間に選手団は2回通り過ぎてフィニッシュし、そのうち表彰式が始まった。選手達は目の前を通ってチームバスに行くかと思ったらほとんど来ない。ISさん達はポディウム近辺に選手を探しに行ったが、私とKMさんは気が抜けて動かなかった。
結局ほとんどの選手はマリニー通りを通ってチームバスに乗り込んだらしく、何とか新城に挨拶できたみたい。最後は5人で徒歩でサンラザール駅前の去年のレストランへ行き、美味しいシャンパン(フルームファンUさんに感謝)と料理を楽しみました。地下鉄ではなく電車でホテル帰り。
2017/07/24(月)(パリ、曇り時々雨)
朝8時20分に5人で出発。地下鉄ルーブル駅から直接ルーブル美術館入り口へ並びました。みなの目的の一つサモトラケのニケを見ながら階段を上り、ダビンチ、ミケランジェロの絵画を眺めながらモナ・リザルームへ到着。回廊端のスペイン絵画まで行ってから解散(ミロのビーナスは見つけやすいので案内不要)。私は一人でリシュリュー翼のベンチで1時間休憩後、館内を少しぶらついてから外へ出て、私的定番コース散歩。パレロワイヤルのお土産屋(モネのランチョンマット購入)。ギャラリー・ビビエンヌからビビエンヌ通りを通り、パッサージュパノラマからジェフロワ、ヴェルドーを抜けて左に曲がりア・ラ・メール・ド・ファミーユでお菓子を購入。ラファイエットはカバンチェックされたし、中国人買い物客が多く早々に退散。プランタンやマドレーヌ広場のフォションまで行く気力なくホテルへ帰り、2階のカフェでのんびりしていると、皆も早めに帰ってきました(フェルメールは貸し出し中だったそう)。18時シャトルバスで空港へ。23:25出発の席は通路側で隣がKMさんでよかった。
2017/07/25(火)羽田18:20着