イタリア側から攻めるヴァレーブランシュ大滑降

ヨーロッパアルプス最高峰、モンブラン、イタリア側の呼び名はモンテビアンコ。こちらは、フランス側の柔和なラインとは比べ物にならない豪壮な大山塊を呈しています。つまりスキーエリアとしては、同じエリアを共有し、お互いに国境を越えてスキーが楽しめるユニークな場所です。
　イタリア側からのヴァレーブランシュは、回転式ゴンドラを乗り継いでエルブロンネルの頂上に行った後、階段を伝って簡単に氷河へと降りることができます。そこから広い雪原をトラバースし、フランスとの国境線を跨いでサラマンジェに降りる氷河へと滑り込みます。モンテビアンコ、グランジョラスを始めとした名峰群と大迫力の氷河が織りなす絶景は、ヴァレーブランシュを滑る人だけが味わえる特別なものです。一切整地されていないオフピステエリアなので雪質や難易度はコンディションによって大きく変化します。

フェローでは5日間ご案内

スカイウェイ・モンテビアンコ

360°回転しながら上昇する最新ゴンドラで、標高3466mのエルブロンネル展望台に到着です。前日まで見上げていたモンブランが真横に、そして名峰の数々が見渡せます。

ヴァレーブランシュの滑走ガイドライン

クールマイユール

街から一番近いスキー場で、フェロートラベルで利用するホテルからは徒歩４分の場所にあります。街から延びるロープウェイを降りれば、まずはファミリーエリアが広がります。初日にご案内することが多いこのエリアは足慣らしには最適。スキー場の中腹から上部は中上級コースが広がっているので、うまく分けながらの滑走が可能です。360°回転ロープウェイのあるエルブロンネル展望台へはこのスキー場からもアクセス可能。時間がなければユーラゴンドラの先にある展望台からモンテビアンコを眺めるのも良いでしょう。

ピラ

高速道路のすぐ横からスキー場へ上がるゴンドラが伸びており、ゴンドラも高速道路の真上を通ります。最初はどこにスキー場が…？と不思議な感覚になりますが、降りた先には立派なスキー場が皆さんの到着を待っています。ボウル状の地形で雪も溜まりやすく降雪後の上級者面はオフピステにうってつけ！朝イチは2番コースがオススメ！左右に木が生えているコースなので風の影響を受けにくく、雪質も良い中で足慣らしが滑走です。Couis1リフトからはコーニュの街と四大名峰のひとつ、グランパラディソがご覧いただけます。

ラ・トゥイール＆ラ・ロジェール

過去にはワールドカップも行われたことのあるラ・トゥイールはクールマイユールから20分で到着。イタリア側ではモンブラン山群やロイトール氷河に加え、最高地点のChaz Dura Expressリフト降り場からモンテローザやモンテチェルビーノも見える大パノラマをお楽しみください。ピッコロサンベルナール峠横の斜面を進めばそこはフランス。南斜面に広がるコースは雪が降ればオフピステ、晴天時には幅広いコースをロングラン！ロブロッションチーズを使ったトーストでお腹いっぱい。後ろ髪引かれる思いでフランスを後にします。。

チェルビニア

アオスタエリアといえば西ヨーロッパ最高峰のモンテビアンコ(4,810m)が間近に迫りますが、もう一つの名峰として有名なモンテチェルビーノ(独名：マッターホルン)が望めるチェルビニアエリア。ツェルマットからも国境を越えてスキー遠足に行くことが可能ですが、ゴンドラを乗り継いでチェルビアに向かうため、ランチを食べてスイス側に戻らないといけませんが、アオスタツアーでは専用車でチェルビニアに向かうため、１日たっぷりとチェルビニアを滑走することが可能です。

モンテビアンコからマッターホルンまで名峰のオンパレード。

イタリアの北西部に位置し、最少の州でありながらアルプスの名峰が集約されたヴァッレアオスタ。東はモンテローザからマッターホルンを経て西のモンブランまで、そしてイタリア最高峰のグランパラディソもこの州に含まれます。フェロースキーではモンブラン山麓のクールマイユールに滞在しながら専用車でラテュイール、ピラの各スキー場にもご案内。アルプスの名峰を眺めての雄大なスキーを楽しめます。アオスタ名産のフォンティーナチーズやネビオーロ種を使った赤ワインなど、食の楽しみがあるのはイタリアならではです。１度でアオスタを満喫したい方にはモンテローザエリアまで楽しむス－パーヴァッレアオスタ１２日間もお薦めです。