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ヴァル・ディ・ファッサ(イタリア)

小瀬 信広

小瀬 信広 Mr. N.KOSE

二度目のドロミテに強くおすすめします、「西ドロミテ・ファッサエリア」
ドロミテスーパースキーの謳い文句は「12のスキーエリア、1200kmの総滑走距離を一枚のスキーパスで滑走」です。日本でドロミテすキーエリアと言えば東に位置する冬季オリンピックが行われたコルティナ・ダンペッツォが代表的ですが今回は、二度目のドロミテ滞在のリピーターの皆様にぜひ行っていただきたい西ドロミテを紹介します。 セラ山群を中心と見た場合、西側エリアには日本では馴染みの少ないエリアが点在しています。ヴァル・ディ・ファッサ、サン・ペレグリーノ&アルペ・ルジア、ヴァル・ガルディナ、ヴァル・ディ・フィエメ、カレッツァ、サンマルティーノ・ディ・カストロッツァなど。そんな知る人ぞ知るスキーエリアへ一歩踏み込んでみましょう。

西側の名峰群とスキーエリア

 カティナッチョ
幅約14kmにも及ぶ山群で最高地点は、カティナッチョ・ダンテルモイア(3002m)ですが南壁が有名なチーマ・カティナッチョ(2981m)です。麓の村、ヴィーゴ・ディ・ファッサからゴンドラ1本のチャンペディエの真正面にそそり立つ姿は圧巻です。ペラまで滑り降りたら路面電車またはシャトルバスに乗ってブファーレエリアに移動。そこからは、奥にあるアルバまで素晴らしい景観を眺めながら滑り込める中・急斜面を堪能してください。

サン・ペレグリーノ&アルペ・ルジア

  雪の多いサン・ペレグリーノ峠を北と南に挟んだスキーエリア。北エリアの幅広の中斜面でゆっくりとリラックスして滑り、後半には南エリアを楽しみましょう。ゴンドラ降場からは滑り応えあるロングコースのある正面エリアと奥に長く滑り込める裏エリアがあり一日中、充実したスキーが楽しめます。 アルペ・ルジアはホテルから車で15分、この辺では一番規模の小さなスキー場ですが緩・中斜面、急斜面のバランスがよくバラエティに富んだスキーエリア。ノンストップが楽しめるミドルコースが充実しています。景観も素晴らしくローゼンガーデン山群、ラテマール山群のパノラマは見応えがあります。

ラテマール(2846m)

  最も西寄りのヴァル・ディ・フィエメエリアが西の山裾に広がります。オーバーレッゲンまたはプレダッツォからアクセスする事ができる横に長く広がるスキーエリア。リフトに乗りながらラテマールの西壁に迫る景観は一見の価値あり。オープンスロープや樹林帯コース内には、これでもかと何本も続くミドルコースが配置されており存分にカービングクルーズが楽しめます。私の一番好きなスキー場は、ここラテマールです。

セラ山群

 最高地点は、ピッツ・ボエ(3152m)。これが中心に位置するため「ドロミテのおへそ」とも言われテーブルマウンテンのように大きな大地が横に広がって見える景観が印象的です。有名なコース、時計回りのセラ・ロンダ、逆に回る逆セラ・ロンダ、滑走+リフト乗車距離合わせて60km。次々に目の前に現れる様々な景観を堪能しましょう。

カレッツァ

 カティナッチョ山群の西に広がるカレッツァエリアは連なるローダ・ディ・ヴァレル(2,806m)の麓に位置する知る人ぞ知る大パノラマのおすすめのスキーエリアです。ここも横に広く伸びたスキー場で、再奥には何回も繰り返しても滑りたくなるようなミドルコースや山頂からゴンドラ乗り場まで約8kmのロングコースが見逃せません。

マルモラーダ(3343m)

 セラ山群の南に位置するドロミテエリアの最高峰。唯一氷河を抱くスキーエリアなので雪質は抜群です。切り立った南壁と氷河を抱く丸い北壁との景観の違いは要チェック。サッソ・ルンゴやセラ山群の勇姿をお楽しみください。7km以上も続くロングコースはぜひ滑走してください。セラ・ロンダコースからここまで足を延ばすのも良いでしょう。

言語と歴史

 ドロミテの中でも主に西側エリアで使われている方言がラディン語。東の中ではコルティナ・ダンペッツォでも使われています。レト・ロマンシュ語群に属し、フリウリ語、ロマンシュ語、そしてこのラディン語の3種類に分けられています。 ドロミティ一帯には「ラディン人」がいて、かれらは「アルプスの先住民族」とされています。紀元前5世紀ごろから「レーティ民族」として記録に残っており、ローマ帝国やゲルマン族の侵略をさかんに受けました。この「レーティ語」は、ローマ帝国の支配のもとローマ化されました。ローマ化された以後の「レーティ語」を「ラディン語」と称します。そして「ラディン語」は現在まで残っています。歴史を紐解くと歴史と言葉が密に関係していたりして非常に興味深いです。出発前に歴史を学んでいくのもツアーを楽しくする方法の一つかもしれません。

ポルト・デュ・ソレイユ(フランス)

澤 宏太郎

澤 宏太郎 Mr. K.SAWA

ポルト・デュ・ソレイユのコース総延長は、フランスのトロアバレーを凌ぐなんと650km!フランスとスイスの2国にまたがるこのエリアは、ジュネーブからのアクセスも1時間半程度と移動の疲れも最小限に留めます。また滞在するホテルサモイェーデは3星ホテルながら、ホテルのレストランがミシュランガイドにここ10年ほど掲載されているほどの実力です。フェローのツアーで利用しているホテルの歴代ベスト5に入るほどの食事の美味しさ!ぜひ夕食もご期待下さい。滞在中には日本人の若手チーズ職人、山口さんがチーズ作りを任されている工房にも訪れ、地元の名チーズ、アボンダンスなど試食、購入も可能です。

1週間でも滑りきることができないほどの広さ

モルズィーン、アヴォリア

スイスのヴァレー州とフランスのオートサヴォワ県のスキー場が、自然のスロープの中で完全にドッキングしている国境なきスキーエリア、ポルト・デュ・ソレイユ。スイスとフランスのスキーエリアをスキーを履いたまま自由自在に行き来できるのが魅力です。フランス側は滞在ベースのモルズィーンをはじめアヴォリア、シャテル、アボンダンス、レ・ジェまたスイス側はシャンペリー、レ・クロゼ、シャンプッサン、モルジャンと数多くのエリアが196基のリフト・ゴンドラ群で繋がっています。 モルズィーンとレ・ジェは初日の足慣らしに最適のエリア。ここだけでも1日では滑りきれない広さがあります。アヴォリアとシャテルがポルト・デュ・ソレイユのメインエリアと言っていいと思います。幅広くグルーミングされた気持ちの良いコースがどこまでも続き、ロングコースをカービングで快適に飛ばせます。またこのエリアからは抜群の景観を誇るダン・デュ・ミディ(3257m)とダン・ブランシュ(2756m)の名峰群の眺めも満喫できます。 アヴォリアから国境を越えていよいよスイス側のレ・クロゼへ。ここには最大斜度40度の通称「スイスの壁」と呼ばれる急斜面があります。フランスのアヴォリア側から来たスキーヤーたちが、上部から覗いてビックリする斜度が40度はあるかと思われる斜面には、自然のコブがびっしり。この壁を通過しないとスイスにいけない……というのでは初中級者は困ってしまいますが、ご心配なく。壁の横にチェアリフトがあり、下りのリフトとして使えるようになっています。もちろんこの2つのスキー場を結ぶスキーコースは他にもあって、ポワント・ド・モセット経由でも、レ・クロゼへアクセスすることができます。レ・クロゼからはスイスシャンペリー、シャンプッサン、モルジャンへと広大な斜面をリフトを乗り継いで移動できます。モルジャンからは2015/2016シーズンより新たに設置されたリフトでバスを使わずにフランス側のシャテルへ滑り込むことができるようになりました。

ポルト・デュ・ソレイユ中心の「アヴォリア」

アヴォリア

またこのエリアで目を引くのが、アヴォリアの岩場の上に建ち並ぶ独特の巨大建築物群。今から50年ほど前のフランスの国をあげたスキー場開発でできたエリアでアパートメント式滞在形態が主流。日本でも当時は大々的にプロモーションを行っていたので、名前を聞かれたことがある方もいるのではないでしょうか。滞在ベースのモルズィーンは、昔ながらの村から発展した落ち着きのある山岳リゾート。山岳地帯であるサヴォワ地方特有のシャレー風の家が建ち並び、メインストリートの両サイドにはスポーツショップをはじめセンスのよいお店が軒を連ね、アフタースキーはショッピングも存分に楽しめます。

ホテル「サモイェーデ」

ホテルサモイェーデ

モルズィーンでの滞在は3星のホテル「サモイェーデ」。このホテル最大の特徴はレストランがミュシュランガイドに載るほどの食事の良さ。宿泊されたお客様全員から絶賛の声があがっていました。量も適量なので、毎日の食事が楽しくなります。デザートも絶品なので、このホテルに泊まる目的でこのエリアを選ばれてもいいと思います。

レ・ジェのチーズ工房へ

チーズ工房

 地元の郵便局の方との雑談で偶然教えてもらったのがレ・ジェのチーズ工房、「Fruitière des Perrières」でチーズ作りを任されている山口潮久さん。レ・ジェの街中に工房があるので、スキーで滑っても行けますし、モルズィーンからバスでもアクセス可能。アボンダンスという地元で有名なチーズは製法がきっちり決められていて、それを守って作られるチーズはコクがあって非常においしいです。その他にもレブローションやラクレット、ヨーグルトのようなフレッシュチーズなどたくさんのチーズを試食してから購入できます。山口さんは日本では某乳業メーカーに勤められていたのですが、現場でチーズ作りをしたく単身フランスへ来て、他の工房で修行を重ね現在ではこの工房を任されています。まだ30代と若いのですが、非常にしっかりとした考えを持った好青年です。ツアーでは彼に工房も案内してもらい、チーズ作りのレクチャーもしてもらいました。

チローラー・シーファーレン(オーストリア)

神崎 裕一

神崎 裕一 Mr. Y.KANZAKI

シーズン初めのトレーニングや氷河スキーで知られるスチューバイタール。この谷のノイシュティフトを拠点に地元の山岳ガイドとともにバックカントリーを楽しむのがフェローオリジナルツアー「チロラーシーファーレン」です。最長2時間程度の登りを含むツアー内容ですが、十分にその労力に見合うだけの素晴らしいスキーが楽しめるのです。ツアー前半は足慣らしやビーコン、シール等の装備チェックを行い、ツアースキーに備えます。

ツアースキーその1 アンベルガー小屋を目指して氷河滑走

 スチューバイ氷河スキーエリアのゴンドラ、リフトを乗り継ぎ標高約3000mの地点へ。ここからシールを付けてのいよいよツアースキースタート。隣のエッツタール(エッツ谷)に位置するグリースの村を目指します。天候、雪のコンディションにもよりますが、シール登行とツボ足での登りを交えて1時間半ほどで360度のパノラマが楽しめるヒンターダウンコプフ(3225m)に登頂です。眼下にはスチューバイ氷河のスキー場を見下ろし、周囲に目を移すとチロル州最高峰のヴィルトシュピッツェ(3774m)をはじめとした氷河をかぶった山が連なります。そして遥か下方にはこれから目指すアンベルガー小屋まで見えます。ここで写真撮影や休憩の後、いよいよお楽しみのスキーです!風でクラストしたエリアを慎重に抜けると、誰もいないまっさらな斜面が広がっています。山岳ガイドの先導で安全で雪質の良いラインを雪煙上げながらパウダースキー!雄大な青と白の世界の中、喜びの声と笑顔が広がります。

ツアースキーその2 エッツタール・ゼルデンへ

 もう1日のツアースキーは再びスチューバイ氷河スキーエリアをスタート地点として、隣のエッツタール・ゼルデンを目指します。雪の状況にもよりますが、今回はリフトを乗り継ぎトップオブチロル(3150m)まで登り、ここからハーネス、ビーコンを装着して氷河エリアへ。今日も貸切氷河スキーです!数日晴天が続き気温が高くなったこともあり、少しクラストした部分もありましたが、上部は快適なスキーを楽しみました。標高が下がるに連れて徐々にクラスト、そしてゆるんだ雪に変わりましたが、色んな雪質を滑るのもバックカントリーの醍醐味です。最後はなだらかな林間コースを滑りゼルデンの町まで滑り込みます。様々な雪、斜面を攻略して辿り着く隣の谷、達成感はひとしおです。

装備、用具について

 ウェアは中綿入りの通常のスキーウェアよりも、山用のウェアとインナーを重ね着してください。歩行時とスキー時、また標高、天候によって気温が変化しますので、状況に合わせて調整しやすい服装であることが重要です。板に関しては、パウダー、クラスト、ざらめ雪など様々な雪質と登りを考えて、ある程度幅の広い板で軽めのものをお勧めします。そしてシールを付けての登行があるので、踵が上がるビンディングは必須です。登りの際の軽さ重視の方はTLTビンディングがお勧めですが、使いやすいものが1番です。もちろんツアースキー用ビンディングが付いた板やシール、ビーコン、ハーネスなどを現地でレンタルすることも可能です。当ツアーは短い歩行時間で雄大なバックカントリーを楽しめるツアー内容ですので、バックカントリーを始めた方、登りに自信がない方もお気軽にお問合せください。

アルタ・ヴァルテリーナ(イタリア)

園原 遊

園原 遊 Mr. Y.SONOHARA

私が自身を持って滑り派の方へお勧めしたいのがアルタ・ヴァルテリーナエリアです。 イタリアのロンバルディア州の最北、スイス、オーストリアの国境に隣接する3000M級の中央アルプスが織り成すエリアでワールドカップ、世界選手権の舞台にもなっており、アルペンスキーヤー、滑り派のスキーヤーを自然と笑顔にしてくれるスキー場が揃っています。他にも、ローマ時代から続く温泉保有地として知られ公共の「テルメ」もあります。

これぞイタリア!「ボルミオ」

ボルミオ

 アルタ・ヴァルテリーナメインのスキー場「ボルミオ」。ワールドカップの舞台にもなっているスキー場です。ここの魅力は何と言っても1800Mの標高差とコースレイアウト。ほとんど迂回路や初級者コースがなく上から下まで滑り応え十分の斜面が向かえてくれます。ノーストップで山頂~街まで滑り降りれば、イタリアスキーの真髄を味わうことができます。イタリア特有の綺麗に圧雪された斜面が最後まで続きます。大きくエリアとしてはボルミオ2000と3000に分かれます。ボルミオ3000まで上がれば、広大なオフピステエリアが広がっています。降雪があった日には、絶好の雪と斜面を滑り倒します。1日では決して飽きることがないスキー場です。

免税の街と大斜面が向かえてくれるリビーニョ

リビーニョ

 アルタ・ヴァルテリーナエリアで一番奥に位置するリビーニョ。専用車で約50分。フォスカーノ峠を越えトレパレに到着。ここから滑走をスタートします。ここの魅力は標高差、滑走距離はもちろんですが、コースの幅の広さ。小回りしているスキーヤーなどいません。おもいっきり大回りを楽しめるコースレイアウトになっています。トレパレエリアを思う存分楽しんだ後は向かいのリビーニョエリアへ。より縦に長く、止まるのがもったいないくらいです。スキー滑走を楽しんだ後はリビーニョの街でお買い物!免税のためスキー用具やブランド品など大変お値打ち価格で購入できます。他にも美味しいワイン、チーズ、生ハムなど食べ物も!

一度は行きたいサンタ・カタリーナとオーガ&イゾラッチャ

サンタ・カタリーナ

 サンタ・カタリーナはイタリアが誇るスキーの女王デボラ・コンパニョーニの故郷でもあり、毎年ワールドカップの舞台にもなっています。ボルミオの街からバスで約20分。縦に長く、山頂の尾根から反対側へ移動するとオフピステが広がるサニーバレーエリア。安全にパウダーを楽しむことができます。そして、一番ローカルなエリアではありますが、変化に富んだコースレイアウトで楽しませてくれるオーガ&イゾラッチャ。ボルミオからヴァルディゾットの谷を挟んだ向かいに位置しボルミオの街からバスで約15分。林間コースが中心の下部とオープンスロープが広がる上部。山頂からはサンコロンバーノの雄大な景色が目に入ってきます。

コルチナ・ダンペッツォ(イタリア)

今井 脩平

今井 脩平 Mr. S.IMAI

コルチナ・ダンペッツォは12エリアから成るスーパードロミテの1つです。そこはドロミテ街道の出発地点ともなっており、アルトアディジェ州のボルツァーノまで続いています。ハイシーズンには世界中のスキーヤーがこの街を訪れ、フェロートラベルでも、このコルチナはスイス・ツェルマットに次ぐ人気のスキーリゾートとなっています。今回はコルチナから行けてもあまり知られていないエリアをご紹介します。

マルモラーダ

マルモラーダ

 数々の名峰を有するドロミテ山群において3,342mと最も標高の高いマルモラーダは『ドロミテの女王』と称され、山の一部には氷河をも有しています。『ドロミテの王様』であるアンテラーオより標高が高いため、お国柄を表しているように思えます。セラロンダ順回りの最中に正面に見えるこのマルモラーダを滑るには、セラロンダ滑走中に通過したり、スタート地点ともなるアラッバからアクセスします。セラロンダ中にマルモラーダを正面に見渡せるPORTAVESCOVOの奥側への滑り込みからスタート。そしてフェダイア湖を横目に見ながらMALGA CIAPELAへ。到着するとそこには頂上までのロープウェーが待ち構えています。どんどん高度を上げていき、3,269mへ。降りた先にある展望台を上がるとドロミテ山塊が眼前に広がっています。そこではセラ山群を見下ろすことができ、周辺の山々がマルモラーダを守るようにして聳えています。あまりにも雄大で、時間が経つのを忘れてしまいます。見て良し、滑って良しのマルモラーダ。おすすめです。

アルタ プステリア

アルタ プステリア

 コルチナ自体が南チロルと言われるぐらい国境に近い場所ですが、このアルタプステリアはその中でも特にオーストリアに近い場所に位置しており、その距離わずか20km。オーストリアに続く列車も走っていて、コルチナからはランドゥロ湖・ドビアッコを通って北上していきます。そして標記もイタリア語/英語からドイツ語/イタリア語の併記に変わります。2014-2015シーズンからはセスト〜モンテクローチェまでゴンドラで繋がるようになり、より一層広域を滑れるようになりました。このエリアからはトレチメやもう一つのクローダロッサを眺める事も出来ます。他のエリアと比べて更なる機動力が期待されるエリアですが、もう一つの魅力としては自然の中を滑走できるということ。奇岩で有名なドロミテですが、このアルタプステリアはどちらかと言えば林の中を滑走していくエリアで且つあまり知られていないので混雑知らず。ブラックコースもあるので上級者でも楽しめます。

ヴァル ガルディナ

ヴァル ガルディナ

 毎年、数々のアルペンワールドカップ開催されるイタリア。このヴァルガルディナも毎年男子の滑降とスーパー大回転が行われています。コルバラからセラロンダの逆回りでスタートし、セラ山群の周りを巡っていきます。途中までは逆セラですが、途中のセルバからチャンピノイへ上がった後はルートを外れ、サンクリスティーナへ。その先にいよいよ見えてくるのがヴァルガルディナのW杯コースです。AとBのコースに分かれていて、Aが滑降・スーパー大回転のコースです。くれぐれもスピードを出し過ぎないように十分ご注意を!ゴール地点ではその年に行われたW杯の結果を示した横断幕も残されています。そこまで滑るのにも十分滑り堪えがありますが、実はその先にも地下チューブでアクセスするオルティゼーやシウジ高原も控えています。体力がある人はその先にもぜひチャレンジしてみてください。

ヴァルトランス(フランス)

森下 雅史

森下 雅史 Mr. M.MORISHITA

ヴァルトランス、メリベル、クーシュベルの3つの谷を175基のリフト、ゴンドラを利用して、ゲレンデ総延長600kmを誇る世界最大規模のスキーエリアです。雪に覆われた無限大なエリアと6つの氷河と相俟って素晴らしい景色を見せます。全てのスキーヤーにとってヴァルトランスは一流のスキーリゾートとなります。

ヴァルトランス

ヴァルトランス

 当社ツァーの滞在先は、3つの谷で最も標高のあるヴァルトランス標高2,300mなので積雪の心配は殆どありません。また、ホテルがゲレンデに直結するスキーイン、アウトが可能なヨーロッパでも数少ないスキーエリアです。街はリゾート開発として40年前に造られ、スーパー、土産店、レストラン、スポーツショップ、公共のプールなどが揃いアフタースキーも充分に楽しめます。ゲレンデは、スキーで上がれる最高地点のシミ・キャロン3,200mまでケーブルカーを利用して容易に上がれ、展望台から360度の白銀とエビアンのボトルに描かれている山やモ西ヨーロッパ最高峰のモンブランを眺望できます。

メリベル&クーシュベル

メリベル&クーシュベル

 3つの谷の真中に位置するメリベルは、モッタレ、センター、ビレッジから構成され周りの景色と調和のとれた木製張りのシャレーが多く点在します。谷奥からゴンドラでモンヴァロンの頂上へ上がると自然保護区のヴァノワーズ国立公園が広がります。また、アルペンスキーワールドカップの開催されるゲレンデは変化に富んだ斜面で一度は滑走したいコースです。高級リゾートで知られ、プライベートジェットのための飛行場をゲレンデ内に持つクーシュベルも複数のエリアで構成され、3つの谷の中では一番古い歴史と初めてホテルが建った場所です。スキーコース150kmを58基のリフト、ゴンドラでストレスなく各ゲレンデへ輸送します。また、初心コース19、初級コース35、中級コース34、上級コース8と全てのスキーヤーに対応したスキーリゾートです。

スーパーフレンチサファリ

スーパーフレンチサファリ

 1月~4月出発ツアーではトロワバレーのスキーサーカス「スーパーフレンチサファリ」をツアー中1回ご案内しております。(天候や積雪状況、スキー技術や体力が伴わない場合は催行しません。)ガイドが6日間のスキー滑走中に最もコンディションの良い日に滞在先のヴァルトランスからメリベル、クーシュベルへリフトやゴンドラを使って谷を越えて滑走します。クーシュベルからスキー滑走では移動できないシャンパーニュまで専用車を利用して移動します。昼食後はシャンパーニュからラ・プラーニュまで無限に広がる多彩なゲレンデと息を呑む大パノラマを楽しみながらスキー滑走後、帰路は専用車でホテルへ戻ります。1回の滑走距離が長いため、長距離滑走ができる体力を付けてご参加ください。

リビーニョ(イタリア)

小瀬 信広

小瀬 信広 Mr. N.KOSE

リビーニョスキーエリアは、アルタ・ヴァルテリーナスキーツアーの中心となり、ツアー中に2日間訪れるスキー場です。リビーニョの町を左右に挟み広大な3つのエリアを滑る事が可能です。豪雪地帯としても有名で最高地点は標高3000m。極上のスキーコンディションの中、オン・オフピステ共に楽しめ、しかも日本人スキーヤーにほとんど会う事のない穴場的なスキーリゾートです。

広大なスキーエリアでイタリア版スキーサーカスを

リビーニョ

 私が、このエリア内で一番気に入っているのがリビーニョスキーエリアです。過去2回に渡り自分のプレステージツアーをリビーニョ滞在にした程で、ゲレンデスキー、オフピステスキー、北イタリアの郷土料理や気さくなホテルのイタリア人スタッフの会話を楽しむのはもちろんの事、この町に滞在する最大のメリット、免税の町でショッピングやプール等アフタースキーも存分に楽しんでいただけるのが大きな理由です。 スキー自体も充実しています。大きく3つエリアがあります。まずは、ホテルからバスで1分のモットリーナスキーエリアは、ネーヴェ山を中心に北西の斜面と南、南東の斜面にコースが広がります。レストラン裏からスタートし林間を抜け、トンネルや道路下を通るロングコースは、緩斜面で起伏に富んでおり足慣らしには最適です。滑った方、全員が「楽しい、もう一回滑りた〜い!」と絶賛するコースです。また、モットリーナゴンドラ下の一枚バーンは斜度もあり滑り応え満点で2〜3回は続けて滑りたい程。その他にもヴァルフィンリフトの左右に配置された急斜面の一枚バーン。圧雪とオプピステが楽しめます。2つ目は、ここスキー場で中心となりエリア、リビーニョエリアは、ホテルから徒歩5分のリビーニョセンターゴンドラから登り始めます。帰りは、ホテル近くまで滑って戻る事もできます。ゴンドラとリフトを利用し滑走しながら左右に長い日当りの良い南東斜面を右から左へと横移動していきます。イタリアのスキー場らしく、しっかりと圧雪されたピステを爽快に滑走するスピード感がたまりません。山頂から町まで滑り降りる事のできるロングコースは、左右端に2本あり、ノンストップ滑走にうってつけのコースです。それ以外に、リフト一本分のコースが3コース。リフト一本分と言っても十分に滑り応えがあり中斜面の程よい長さがリラックスした滑走を楽しましてくれるでしょう。コース脇には、ふかふかのオフピステが残っている時が結構ありますが、そんな時は迷わず道草。2〜3本、パウダースノーと戯れるのもリビーニョ流です。左奥のカロッセロ3000mまで移動したら、山頂の本格的レストランでランチタイム。こんな標高の高い場所で本格的な3コースイタリアンが食べられるのもここならでは。午前中で十分に滑りきった感じです。午後からは、3つ目のエリア、西斜面に面した特に雪質の良いフェデリアに行きましょう。綺麗な景色を見ながら緩斜面&ショートコースをのんびりと。広大でバラエティに富んだコースがリビーニョの魅力です。この3つのスキーエリアを巡回バスを利用し1日で制覇する事も可能です。また、スイスとの国境に面している為、サンモリッツのスキー場にも約1時間で行く事ができます。滞在中に1回は行きたいですね。色んな可能性のあるスキーエリアです。

リフトからアクセスするオフピステツアー

リビーニョオフピステ

 リフトからアクセス可能ながら本格的パウダースノーが味わえるオフピステツアー。山岳ガイドに秘密の場所に連れて行ってもらうような感覚です。いくつかある中でおすすめは、リビーニョエリア。緩・急斜面のオープンスロープをスキー場の中間地点から町へと滑り降りて行きます。まるで、町に飛び込んで行くかのごとく、爽快感のあるコースです。滑り始めは、ゆるやかな緩斜面で足慣らし。その後、どんと落ちる急斜面がスリリングなコースです。2本目は、ツリーランに行きましょう。急斜面の林は、適度な間隔で木々が立ち並び、膝上以上もある柔らかいパウダースノーが皆様を出迎えてくれます。滑りながら自然に叫んでしまうエキサイティングなコースです。町まで滑り降りたら、小川を超えて道路を滑ってバス停まで。帰る道までも楽しませてくれるコースです。リビーニョに滞在するなら、ぜひとも1〜2回は参加して欲しいのが山岳ガイドと行くオフピステツアーです。

免税の町としても有名なリゾート地、リビーニョ

リビーニョの街

 イタリアの北、ロンバルディア州ソンドリオ県、スイスとの国境近くに位置する。四方を山に囲まれた土地で町に通じる道路は3本しかない。一年の半分を雪に閉ざされる非常に貧しい村であった。古くはイタリアに属したり、スイスに属したりしながらも、この地理的な条件の為に免税の処置をとられた町である。今日もイタリアの付加価値税がかからない免税地域となっており買い物天国として夏・冬ともに多くのハイカー、スキーヤー、観光客で賑わう一大リゾート地として知られている。200軒以上のブランド品、化粧品、電化製品、スポーツ用品店が軒を連ねている為、アフタースキーのショッピングも格安に楽しめます。

バルディゼール(フランス)

森下 雅史

森下 雅史 Mr. M.MORISHITA

1992年のアルベールビル冬季オリンピック、2009年の世界スキー選手権大会の開催地として有名なバルディゼールは、隣接するティーニュと合わせて10000ヘクタールのスキーエリア、300kmのオフピステ、1930mの標高差、2つの氷河エリアを誇ります。エキスパートスキーヤーを至極のスキーバカンスへいざなう世界屈指のスキー場“エスパスキリー”へご参加ください

ピッサイヤ氷河方面

ピッサイヤ氷河

 街の中心から約5キロ離れた谷の最奥に位置するルフォルネは、静かで美しい小さい集落です。この地方の伝統的な建築で、サヴォア石と木で造られたシャレーはバルディゼールの豊かな自然に良く溶け込み、素朴な景観を引き立てます。初日に行くのがピッサイヤ氷河からソレイズのコース。標高が高いので雪質も良く、山頂からはティーニュまで見渡せる景色も最高です。また、降雪の直後は絶好のオフピステエリアになるのも特徴です。スキーエリアの移動手段として利用する山越えリフトは遊園地の乗物を思わせるスリリングを感じさせます。しかし、山を越えるとソレイズの広大なエリアが目前に広がります。

ベルバルド、ラダーユ方面

ベルバルド

 バルディゼールのメインコースであるベルバルド山頂へのアクセスは町の中心からロープウェイを利用する方法とラダーユから地下ケーブルカーを利用する方法があります。ここの山頂には、ダウンヒルのスタートハウスが2箇所あり、右側の白い小屋は1992年アルベールビルオリンピックで使用したスタートハウス、バルディゼールで最も急斜面の“ファスオリンピックコース”となります。コースは狭い岩と岩の間や最大斜度30度以上の一枚バーンを滑る上級コースです。もうひとつのオレンジ色は、毎年バルディゼールで開催されるFISワールドカップ男子ダウンヒルのスタートハウス。ここからのオランジュとOKコースは、ラダーユまでのロング滑走を爽快に滑れます。

ティーニュ、グランモット氷河方面

グランモット氷河

 バルディゼールとティーニュを結ぶ8人乗り高速リフト「トミューズ」へは、ベルバルド山頂とダーユゴンドラ山頂からアクセスするのが一般的です。ベルバルドからトミューズリフト乗場への滑走途中には西ヨーロッパ最高峰モンブランの絶景も楽しめます。トミューズ山頂はバルディゼールとティーニュに跨る標高2704mのトヴィエール。馬の背のように左谷はバルディゼール方面、右谷はティーニュ方面に分岐され、バルクラレまではピステHコースを滑走し、バルクラレからは、黄色の芋虫の形をした地下ケーブルカーを利用すると、あっという間に標高3000mに到着します。更にロープウェイで乗継して標高3456mのグランモット氷河に到着します。ここからは、モンブランやグランドジョラス、グランコンバンなど4000m級の山並みを展望した後、横幅が広く、雪質が最高なコースの滑走が出来ます。条件の良い時は、上級コースのレイシュも滑ります。もちろん、降雪の翌日は至極のパウダーが広がります。バルクラレまでの標高差1500mは滑り応え充分です。

エギューイペルセ、ブレビエール方面

エギューイペルセ

 ティーニュエリア最奥のエギューイペルセからブレビエールまでのロング滑走は、まさにスキー遠足となります。バルディゼールからエギューイペルセへ移動するだけでもスキー滑走は充分な位です。エギューイペルセは、風化によって岩が崩れてぽっかり穴の空いた奇岩で、絶好の写真スポットです。ブレビエールまでは変化に富んだコースが続き、途中でシェブリー湖のダムが見えてきたら間もなく到着です。ブレビエールに到着したら早速ランチタイム。どこのレストランもオムレツやスープがとても美味しくおすすめです。ゆっくりしているとバルディゼールへ移動するゴンドラが終わってしまうので、昼食後も目一杯バルディゼールまでスキー滑走が続きます

ゼルデン(オーストリア)

神崎 裕一

神崎 裕一 Mr. Y.KANZAKI

抜群の雪質を楽しむゼルデンの氷河エリア。毎年10月後半にワールドカップ初戦が開催されるゼルデンの氷河エリア。この早い時期の開催地に選ばれることからも安定した雪質が伺えます。

ゼルデンの氷河エリア

レッテンバッハ氷河

 ゼルデンの町からゴンドラ、リフトを乗り継いで到着するのがワールドカップ会場にもなるレッテンバッハ氷河。ワールドカップコースの1枚バーンは幅も広く良い雪質で滑り応え十分!このコースだけをしばらく滑っていても楽しめます。そしてコース脇には気軽に入れるオフピステがあるので、降雪があった日は是非コース脇の新雪にもチャレンジしてください。レッテンバッハ氷河からスキーでトンネルを抜けると奥のティーフェンバッハ氷河にアクセス。谷に張り出したスリル満点の展望台からはチロル州最高峰のヴィルドシュピッツェ(3,774m)が間近にご覧頂けます。氷河エリアのため、Tバーリフトもありますが、コース脇も含めて氷河エリアならではの雪質を楽しめます。雪が降った翌日は、氷河エリアを目指しましょう!

エッツタール最奥のオーバーグルグルエリア

オーバーグルグル

 ゼルデンから路線バスにて約20分で到着するのがエッツタール最奥のオーバーグルグルエリア。まずは手前のホッホグルグルにてバスを下車し、展望台へ。ここからはセラ山塊、チベッタ、ペルモといったドロミテの名峰が遠望できる写真スポットです。ドロミテの山を写真に収めたら展望台下のブラックコースを滑りましょう。特に朝一番はキレイにグルーミングされた締まった雪を気持ちよく滑れます。しばらくホッホグルグルでのスキーを楽しんだ後は、谷越えのゴンドラに乗って最奥のオーバーグルグルエリアへ。エリア上部からビレッジまでのロング滑走も快適です。1日遠足でご案内しますが、「1日だけじゃもったいない」という声も上がる、いつも好評のエリアです。

オフピステやスキー遠足など楽しみ方も色々

ゼルデンオフピステ

 ゼルデンではコース脇のオフピステを楽しめますが、本格的なバックカントリーにチャレンジしたい方にも多くの選択肢があります。ゼルデンと同じく氷河エリアで知られるスチーバイタールからバックカントリースキーでゼルデンのあるエッツタールへ滑り込むルートは人気コースの1つです。ゼルデンのレッテンバッハ氷河からは隣のピッツタールへのバックカントリースキーが可能です。氷河エリア上部から見える手付かずの斜面は魅力十分。眺めていると滑りたくなるのは間違いなしです。 ゼルデンから1時間前後のドライブで周辺のスキー場へ足を延ばすこともできます。隣の谷のスチューバイタールはゼルデン同様氷河エリアがあり、素晴らしい雪質でのスキーが楽しめます。そしてイシュグルに足を延ばすとスイスのサムナウンへの国境越えスキーも体験できます。

テルライド&シルバートン(アメリカ)

澤 宏太郎

澤 宏太郎 Mr. K.SAMA

アメリカの数あるパウダー、バックカントリーエリアで、エキスパートの方にぜひお薦めなのがコロラド州南部のテルライド&シルバートン。特にシルバートンは現地ガイドを付けなければ滑れない超エキスパート向けの斜面を滑るプログラム。標高4000m近くから滑る極上のパウダーをぜひ体験してください。

テルライド

テルライド

 コロラド州の南西部に位置するテルライドはデンバーから飛行機で約1時間のデュランゴ空港、そこから車で2時間程度の距離にある豪雪エリア。ベースの標高は2667m、トップ標高は3831mと高く、毎年300インチ(約7.6メートル)を上回る降雪量に恵まれます。スキー場の規模は2000エーカーとベイルやパークシティなどに次ぐ広さで、グルーミングされたコースと未圧雪のエリアが程よい割合で、リフトトップから40分程度のハイクアップとトラバースで、バックカントリースキーヤーにはたまらないオープンスロープのパウダー斜面までアクセスすることができます。エリア上部はブラック、ダブルブラックの急斜面が多く、特にブラックアイアンボウルやレヴェレイションボウルでは急斜面のパウダーが楽しめます。トップの標高が3800mを超えているので、ハイクアップは苦しいですが、雪質の良さと量は保証されています。天気が悪いとき、降雪時などはバルドマウンテン下やミラーズリフトから手前側に滑ってくるエリアでツリーランのパウダーが楽しめます。斜度は25度前後なので木を避けながらでも余裕を持って滑れます。林の中の方が風の影響を受けずに済むためいい雪が残っている可能性が高いのです。 バックカントリースキーに疲れたら、グルーミングのしっかりしているコースへ。バルドマウンテンからメドウズのベースまでの4〜5kmのロングコースが大きくわけても3コース、またカントマックリフトからテルライドビレッジまではグルーミングされたブラックのブッシュウォーカーコースなども滑り応えがあります。 テルライドのベースタウンは2つ、マウンテンビレッジとテルライドビレッジ。マウンテンビレッジはその名の通りスキー場の中にあってスキーイン/アウトが可能、テルライドビレッジはゴールドマイニングで栄えた街だけあって西部劇にでてくるような雰囲気のある街並み。レストランのチョイスも豊富なこともあってフェローではテルライドビレッジに宿泊。ホテルからゴンドラ乗り場まではもわずか徒歩2分。滑りに集中できる環境です。

シルバートン

シルバートン

 ツアー後半はテルライドからシルバートンへ移動。テルライドからは車で約1時間半の距離です。シルバートンは普通のスキー場とは違い、エキスパート向けのすごいエリアです!エリア全体が未圧雪のバックカントリーエリアで一番緩い斜面でも斜度30度以上、ここを現地の山岳ガイドと一緒に滑るスタイルです。 バックカントリーフリークの方はご存知の方も多いと思いますが、ニュージーランドのクラブスキーフィールドと同じスタイルです。それもそのはず、ここシルバートンはクラブスキーフィールドに着想を得てエリアを開発してきた歴史があります。オープンから10年程度のまだまだ新しいエリアです。 エリアのオープンは木金土日の週4日で、後の3日で雪をためる方式。ペアリフト1本のシンプルなレイアウトですが、エリア上部はオープンスロープが広がり、リフトトップからも滑り出せますが、30~40分ほどのハイクアップしてから滑りだせる斜面は、ヘリスキーやキャットスキーエリア並みかそれ以上です。標高はベースがなんと3172m、リフトトップは3751mでそこからのハイクアップですので、ゆっくり登らないとすぐに息があがってしまいます。エリア下部は斜度30~40度の林の中をツリーランで降りるか谷筋の細い道を降りていきます。降雪後のパウダーは言うに及ばず、降雪からしばらく経っていても林の中はいい雪が残っていて気持ちよく滑れます。1日4本も滑ればかなり充実の滑走量です。全て未圧雪の斜面を1日50人ほどの人数制限で滑るので、心行くまでエキスパート向けのパウダー滑走を楽しめます。 ベースエリアまでは滑って降りてくるルートもありますが、ノースフェイス、ウェストフェイスとも大半のコースはベースからは離れたところに滑り降り、そこではガイドが事前に無線で呼んだシャトルバスやトラックが待っていて、ベースエリアまで運んでくれます。 現地の山岳ガイドは滑りはもちろん、アヴァランチや地形などへのリスク管理のレベルも非常に高く安心して滑れます。アラスカのヴァルディーズヘリスキーやキャットスキーでガイドを兼任しているスタッフも多いとのこと。毎朝グループ分けをした後には、ベースエリアでみっちりとビーコンやプローブなどの装備の点検や使用方法のレクチャーなども行います。フェローのスタッフがしっかりと通訳も行いますので安心してご参加いただけます。 今回のツアーではテルライドではキャットスキーを含み日曜から水曜まで4日間滑った後、シルバートンに移動して木曜、金曜の2日の滑走。パウダーを楽しみたいエキスパート・上級者に一度はぜひ体験して頂きたいエリアです!

ツェルマット(スイス)

神崎 裕一

神崎 裕一 Mr. Y.KANZAKI

海外スキーリゾートの代名詞であるツェルマット。ツェルマットを訪れる方の多くは、この場所を訪れた理由にマッターホルン(4478m)を挙げます。この村は世界的に有名なマッターホルンに活かされているといっても過言ではありません。天空に向かって聳え立つマッターホルン。その美しい山容は自然の創ったひとつの芸術作品です。

マッターホルンを間近に望む一度は滞在してみたい場所

スネガー展望台

 滞在中にマッターホルンを見られるかどうかは、ここを訪れる人々の大事な問題になります。スイス=マッターホルンというほどシンボル的な存在のこの山を、スイス側、イタリア側と様々な表情を眺めながらのスキーは、ツェルマットならではの醍醐味。憧れの山の間近で抜群の雪質を滑走する喜びは、想像に難くないでしょう。 周囲の4000m峰には迫力ある氷河が張り付き、自然の偉大さを実感します。さらにはクラインマッターホルン(3883m)などの展望台からは、遠くモンブランやグランパラディソなど29もの4000m峰を望むことができます。氷河、4000m峰、どちらも日本では見られない景色です。私もこれまで色々なスキーエリアを訪れましたが、日本だけでなくヨーロッパの中でもツェルマットの景色は格別です。

雪質、滑走距離、斜面設定。様々なシチュエーションが揃う

ツェルマットの魅力

 ベースとなるツェルマットが海抜1620mに位置し、ゴルナーグラート、ロートホルン、クラインマッターホルンの3つのエリアのトップはどこも海抜3000m以上を誇ります。クラインマッターホルンに至っては、富士山よりも高い場所から滑走可能というほどです。クラインエリア上部はテオドール氷河上を滑走という、これも日本では体験できないスキーです。一年中滑走可能なこのエリアの雪質は抜群。海抜の高さと氷河エリアゆえの上質の雪もツェルマットの魅力です。
イタリア側のチェルビニア、バルトルナンシュを含めて313kmもの滑走距離を誇ります。また、クラインマッターホルンからツェルマットまでの標高差はなんと2200m!日本でいえば、ゲレンデトップから海まで滑り降りるような標高差です。規模だけではなく、そのコースも初級者向けの快適な幅広い緩斜面から上級者向けの滑り応えのあるロングコースまで様々。イタリア側への国境越えスキーをはじめ、バラエティーに富んだコースが多くのスキーヤーの心を充たしてくれます。
中・上級者の方におすすめの場所がシュトックホルンです。以前はゴルナーグラートからゴンドラがかかっていた場所ですが、現在ゴンドラは廃止。Tバーでのみアクセス可能なオフピステエリアです。そのためガイド中にご案内することは稀ですが、フリー滑走の日におすすめしたいのがこちらです。雪が少ないとコブの多い斜面になりますが、一旦雪が降るとパウダーの宝庫になります。ここの雪はヘリスキーにも負けないほどの雪質を誇り、オフピステツアーでご案内することもあります。他のエリアに比べ人が少なく、自然の中で遊んでいるという実感が持てます。

美しい自然環境を守りながら快適なリゾートへ進化を続ける

テラスでのんびりリラックス

 ツェルマットは、年々利便性を高めるべく進化を遂げています。以前はスネガ、ゴルナーグラート、クラインマッターホルンの3つのエリア間の移動が不便で、一旦街に下りてからバスで移動しなければなりませんでした。現在ではゴンドラが新設され、各エリア間のアクセスが非常に便利になりました。現在も新しいゴンドラ建設などの計画が複数あり、今後もさらに快適なスキーエリアへと進化を続けています。
そして、2008年のクリスマスにクラインマッターホルンに新しいレストラン、ギフトショップがオープン。ここの特徴は、建物も外壁にソーラーパネルを貼り付け、電気、調理、空調などすべてをソーラーエネルギーで賄っている点です。現在建設中の山小屋でも、同様のシステムを導入予定とか。ツェルマットを訪れる人々が期待する雄大な氷河や白いアルプスの山々。この素晴らしい自然環境を守るための活動の一環です。地球温暖化に伴い、世界中の氷河が後退、縮小している今、氷河が融けるのを少しでも防ごうと氷河に特殊なシートを被せることも行っています。さらには、村内を走る電気自動車の台数を制限。もっと環境に優しい交通手段はないか、様々なアイデアを検討しています。
さらなる快適なリゾートを目指し、常に変化を遂げるツェルマット。しかし、ツェルマットの最大の魅力である自然を守るための努力も日々続けているのです。この設備の変化と大自然の不変が世界中から多くの人々を惹きつけ、多くの人々を再びツェルマット向かわせるのでしょう。

テルライド&アスペン(アメリカ)

水澤 史

水澤 史 Mr. F.P.MIZUSAWA

世界屈指の雪質と積雪量を誇るアメリカンロッキー。独創的なレイアウトがあらゆる斜面を楽しませてくれるコロラドの真珠「テルライド」、そしてアメリカが誇る最高級リゾート「アスペン」。パウダースキーとチャレンジスキーをコンセプトにゲレンデ、ロング、バックカントリーなどのスタイルを超越したアメリカンロッキースキーの魅力に迫ります。

新たな価値観と無限の可能性を追求できる魅力的なテルライド

テルライド

 日本からコロラドの奥座敷「テルライド」へは、デンバー空港を経由してさらにニューメキシコ州にほど近いデユランゴ空港まで国内線で乗り継ぎます。そこから車で約3時間、サンホファン国立公園内に聳え立つアメリカンロッキーの景観と、ビクトリア調の面影を残すテルライドの街に到着です。スキーイン・スキーアウトが可能な標高約2600mもあるマウンテンリゾートを滞在ベースにして、標高差1350m、コース数115、グルーミング、オフピステ、ツリーランが凝縮されたダイナミックなスキーイングが楽しめます。
テルライドの最大の魅力は、ユニークなコースレイアウトにあり、パウダー、スティープ、ツリーランという北米バックカントリースキーの醍醐味を、快適なリゾートに滞在しながら楽しめるところです。他のスキーエリアでは体験できない、ここテルライドならではのイチオシエリアをご紹介しましょう。
まず、ゲレンデからリフトで簡単にアクセスできるオフピステの宝庫「ブラックアイアンボウル」です。レベル、体力に合わせてブラックダイアモンド、ダブルダイアモンド、トリプルダイアモンドとコースを選び、ハイクアップを15分、30分、45分と自由に選択し、変化に富んだバックカントリースキーが体験できます。
次に、穴場ながらパウダースノーがたっぷりと楽しめる「バルドマウンテン」です。雪崩のコントロールも行われるバウンダリー境界線内にひっそりと聳え立つ、手付かずの独立峰です。とくに降雪のあった翌朝は、パウダーフリークにはぜひともおすすめです。林間コースを外れたひっそりとした登り口からハイクアップをはじめて約40分、標高約4200mの山頂からたっぷりとパウダースキーイングが体験できます。途中から急斜面のツリーランへと斜面が変化し、最後はスキー場のコースへとアクセスできます。
テルライドスキーとは、アメリカンスキーの新しい価値観と無限の可能性を、ワンランク上の滞在をしながらも最大限に追求することができるパラダイスなのです。

エキスパートスキーヤーを永遠に魅了し続けるアスペン

アスペン

 戦後最初にヨーロッパからアメリカにスキーが伝来された、歴史と伝統のある高級スキーリゾート「アスペン」。アスペンといえば、ハリウッドスターが自家用機で乗りつけるセレブなイメージですが、実はアメリカでも標高、スケールともに最大規模を誇る本格的なスキーエリアーです。そして、アスペンの各スキーエリアからの眺望は、4000m級のキャッスルピーク、ハイデンピーク、マローンベル、ピラミッドピーク、スノーマスマウンテンなど、アメリカンロッキーの名峰が織り成す大パノラマがスキーヤーを感動させてくれます。さらに、エキスパートスキーヤーを唸らせるアスペンスキーエリアのとっておきのコースをご紹介しましょう。まず、アスペン最大規模を誇るスノーマスの山頂付近一帯に展開する「サークエリア」。なんとリフト、Tバーだけで、標高3800m地点までアクセスできてしまいます。そこから、ダブルブラックダイアモンドのオンパレードとなります。降雪の翌日には一面がパウダーとなり最高ですが、急斜面、ツリーランと一瞬も気が抜けない滑り応え抜群のロングオフピステが楽しめます。選択ルートが豊富なので、何回でも違うライン取りができるのも魅力です。また、サークエリア山頂付近から眺める美しいマローンベル、スノーマスマウンテンの雄姿も見事です。
もう一つのコースは、アスペンハイランドの超急斜面「ハイランドボウル」です。ゲレンデ山頂から雪上車に乗り込んで、遠くにピラミッドピークを眺めながらハイランドボウル入り口にアクセスします。足のすくむ稜線沿いのハイキングトレイルを、約30分~1時間慎重にハイクアップしていきます。目指すのは標高約3800mのハイランドピークです。ここまで登れば360度広がる大パノラマに、ハイクアップの疲れも忘れてしまいます。その爽快感にしばし浸って下さい。
しかし、エキスパート御用達のハイランドボウル。登ったからには、滑って降りなければ帰ることは不可能です。スキーを履いて立っているのも怖いほど、森林限界を超えた超急斜面が延々と続きます。一度、転倒すると途中で止まることは不可能なので、まさに細心の注意が必要です。滑り始めは覚悟を決めて、ジャンプターンや切り上がりをしっかりと行い安全に滑り降りるのがポイントです。標高差約500m、緊張感の連続の中、自分の体力と技術を駆使して滑り降りる醍醐味は、スキーヤーとして生涯忘れることはないでしょう。
この他にも、アスペンマウンテン周辺でのバックカントリースキーやキャットスキーまで、その選択肢は尽きることがありません。アスペンの魅力とは、単に高級リゾートという側面だけでなく、実はエキスパートスキーヤーを存分に満足させてくれるスノーマス、アスペンハイランド、アスペンマウンテン、バターミルクの4つのスキーエリアが集結した「パワーオブ4」と呼ばれるスノーフィールドという素材の凄さだといえるのです。コロラドが誇るテルライド、アスペンともに来年1月からソルトレイク直行便が就航し、さらに日本からのアクセスが便利になるので、ぜひともご注目下さい。

レベルストーク(カナダ)

小瀬 信広

小瀬 信広 Mr. N.KOSE

ヘリスキーで有名なCMHの本拠地エリアとして話題のレベルストークスキーエリア。今シーズン2年目を終えたフェロースキーのレベルストークツアーは昨年比400%の人気のディスティネーションへと成長しました。

晴天の日には、ハイクアップでグレーリーボウルやアッパーサウスサイドへ

レベルストーク・イメージ

 マウントマッケンジー(2,456m)にゴンドラ、リフトを設置し「リフト・キャット・ヘリでパウダースキーイング」をコンセプトに建設されたレベルストークスキー場。(レベルストーク・マウンテン・リゾート、以降RMR)今後も15年以上の開発計画が予定されている一大リゾート地です。
最大標高差は1,713mと北米ナンバー1、エリアは大きく3つに分かれています。正面のフロントサイド、ノースボウル、そしてキャットスキーエリア。キャットスキーエリアは狭すぎて実際にはあまりキャットスキーには使用させていません。近い将来、ゲレンデの一部になる事を期待します。コースレイアウトは急斜面が多く、基本的には中・上級者向けのスキー場ですがグルーミングされたコースもいくつかあるので広いレベルのスキーヤーに対応しています。
一つひとつのコースは幅・距離ともに十分広く長くとても滑り応えがあります。最長コースは、何と15㎞以上もあります。このエリアに来る方は、パウダースキー派がだんぜん多いと思いますが、おすすめはやはりノースボウルのオフピステエリアです。ゴンドラ、リフトと乗り継いで山頂左の入口から板を担いで約5分。トラバースしてノースボウルへとアクセスします。このエリアには、見晴らしの良いボウル状のエリアは手前に一つ、奥にもう一つ、そしてツリーランのエリアがあり、お好みによりそれぞれの楽しみ方が可能です。
また、私のおすすめとして、晴天に恵まれたら朝一から山頂リフト降り場右からすぐハイクアップして、急斜面をノースボウルへと続くグレーリーボウルや穏やかな斜面と景観が素晴らしいアッパーサウスサイドの2本を滑走する事です。ハイクアップが少しきついですが、この2本のためにレベルストークに来ても良いくらい価値あるコースです。
食事もおいしくハンバーガー以外に、中間のミッドステーションロッジはパスタを、下ならゴンドラ乗り場まえのロックフォードレストランで「丼料理」を注文してみて下さい。

ハイコストパフォーマンスのK3社キャットスキーで極上パウダー

キャットスキー

 私のおすすめするレベルストークエリアのツアープログラムは、RMR滑走とキャットスキーかヘリスキーを数日入れる事です。
キャットスキーは、RMRが運営しているキャットスキーはほとんど催行しないので、フェロースキーでは今シーズンから「K3社」の1DAYキャットスキーを選択しています。12月中旬から4月中旬までほぼ毎日催行している信頼できるキャットスキー会社です。すくなくとも2日間連続での申し込みをしましょう。
オープンスロープ、ツリーランそして急斜面とバラエティに富んだコースを1日8~10本以上(滑走距離は500~700m)滑りことが可能です。ノースエリアのK3サミットは、周辺で一番高所。2,250mからの滑走は、軽くディープなスキーが可能なおすすめコースです。途中疲れてもキャット内で休憩が可能なので、ガンガン滑る派の方から無理なくパウダースノーを楽しみたい方まで幅広く対応してもらえるのも魅力でしょう。
そして、キャットスキーのもう一つの魅力は、何と言ってもそのコストパフォーマンスの高さです。ヘリスキーの約半分以下の料金(2日間で約75,000円)です。パウダースキーのみやりたい方は、キャットスキーのみ4日間コースなんていうのも検討できます。私もこんなキャットスキーツアーを考えています。
ただし、コストパフォーマンスが高い分、ヘリスキーに比べ1本の滑走距離は短く、そして予約するのも一苦労。少なくとも3ヶ月以上、理想は5ヶ月前の予約が必要となります。現地にいってからの予約はほぼ無理です。

極上パウダーと脅威の催行率セルカーク・タンジャーズ・ヘリスキー

 もう一つのパウダーの楽しみ方はヘリスキー。RMRが運営している「セルカーク・タンジャーズ・ヘリスキー」が一押しです。
このエリアでの最大の魅力は極上パウダースノー!空気が乾燥しておりアスピリンスノーを体験できます。軽さは滑走する上で重要な要素で、皆さんが想像するイメージそのものの理想パウダーがここにあるのではないでしょうか?世界で一番のパウダーといっても過言ではない程、素晴らしいパウダーです。
もう一つの注目すべきポイントは、驚異の催行率にあります。通常ヘリスキーというと天候に左右され申し込んだものの飛べなかったという悔しい思いをした方も多いのではないでしょうか?しかし、セルカーク・タンジャーズなら安心です。
催行率90%という驚異的な数字を誇っています。私のツアーで参加した時も曇りで雪がちらついていましたが他社は催行しなかったのですが、私達は飛ぶ事ができ氷河エリアやオープンスロープ、そしてツリーランを楽しませてくれました。累積滑走標高差は3~4本で3,000m保証。オープンスロープ、急斜面、氷河滑走、ツリーランと存分にパウダーを楽しんで下さい。

世界遺産、カナディアンロッキーを滑る(カナダ)

藤原 良輔

藤原 良輔 Mr. R.FUJIWARA

世界自然遺産の中でスキーをするなら、アルバータ州に位置するカナディアンロッキーで決まりです。カルガリー空港まで直行便または経由便にて約10時間、その後車にて約2時間で滞在地のバンフに到着です。今回は、バンフから近い2か所のスキーエリアに焦点を当ててご紹介します。

世界遺産を滑るという「新しい価値観」

世界遺産のスキー場

 まずは車で約25分のサンシャインビレッジスキー場。99%天然雪でオープンし、カナディアンロッキーの名物である乾燥したシャンパンスノーが年間10m以上降り積もるエリアです。スキー場の中で大きく3つのエリアに分かれており、緩斜面中心のスタンディッシュ、広いロングコースが特徴のルックアウト、ダブルブラックの急斜面と林間コースのゴーツアイがあります。エリアからはスイス・マッターホルンに似た名峰アシニボインを望むことができます。非常に広大な面積を誇り、エリア内には北米大陸の分水嶺があるほどです。

レイクルイーズスキー場

カナディアンロッキースキーエリア

 レイクルイーズスキー場は氷河湖であるルイーズ湖を眼下に広がるカナディアンロッキー最大のスキー場です。アルペンスキーワールドカップの高速系種目が行われるフロントサイドは幅広いロングコースとオープンバーンが広がり、カナディアンロッキーの絶景を目の前に滑走できます。隣のラーチエリアもロングコースが特徴、上級コースですが北米らしいツリーランも楽しめるエリアがあります。フロントサイドの尾根向こうにあるのがバックボウル。その名の通りボウル形状になっているため無数のオフピステコースが設定されており、降雪のあった翌日はパウダー滑走を堪能できます。

大自然を満喫できるカナダ

カナディアンロッキースキーエリア

 カナディアンロッキーは石灰岩質のドロマイトで形成された山脈。層になった部分に雪が積もり神秘的な景観を生み出しています。世界で初めてユネスコの世界自然遺産に登録されたカナディアンロッキーは、周囲は壮大なロッキー山脈の名峰のつながり、大自然の豊かさを感じさせる多くの野生動物、美しい湖と氷河。ここはいつ訪れても、変わらず訪れる者を受け入れ魅了してくれる場所です。スキー場周辺だけでなくバンフの街にも野生動物が溢れ、大自然の中に人間が場所を借りて自然と一緒に楽しむといるという雰囲気が全体を包んでいます。
滞在地バンフの街からは、オフピステエリアが充実しているキッキングホーススキー場やカルガリーオリンピックのアルペン競技の舞台にもなったナキスカスキー場へのスキー遠征も可能です。世界遺産だけあり、アイスバブルや観光ヘリ、氷河観光、アイスウォークなどスキー以外の観光資源も充実、スキーヤーではない方でも滞在を楽しんでいただけるオプションが数多くありますので、ファミリーでの参加もおすすめです。

町の散策も醍醐味!

カナディアンロッキースキーエリア

 バンフには数多くのレストランが軒を連ねています。その中でもアルバータ州に位置するバンフでは是非アルバータビーフのステーキをご賞味ください。赤身肉でしっかりとした肉の味を楽しめ、ミディアムレアで食していただくのがおすすめです。日本には輸出されていないお肉ですのでこの機会にどうぞ。
歴史を感じる街並みと絶景が織りなすカナダ最高峰のリゾート地カナディアンロッキーは、スキーに最も適した落ち着いた雰囲気と温かみのある人、野性味あふれる動物たちに囲まれ、最高のスキーバケーションになること間違いありません。

オーロラ&スキー(カナダ)

藤原 良輔

藤原 良輔 Mr. R.FUJIWARA

ぜひ、カナダスキーの機会にオーロラ鑑賞を!
ウィスラーや世界自然遺産カナディアンロッキー山脈でのスキーの前後にイエローナイフの訪問がオススメです。オーロラとスキーが両方しっかり楽しめます。

「世界遺産と自然の神秘を肌で感じる」という贅沢な時間の過ごし方

カナダでスキーとオーロラを楽しむ

 カナダスキーに行くなら、2延泊して地球の神秘・オーロラ鑑賞はいかがでしょうか。カナダ・ノースウエスト準州に位置するイエローナイフは世界で最もオーロラが観測されるエリアです。オーロラが観測されるオーロラベルトの真下にあるイエローナイフは、春と秋の一部を除き通年を通してオーロラが鑑賞できます。そこでは同時にカナダ原住民の生活と平野の広がる北米大陸の広大さを感じることもできます。

高いオーロラ鑑賞率で有名なイエローナイフへ

イエローナイフはオーロラ出現率高い!

 フェローではスキーツアーのあるバンクーバーまたはカルガリーから航空機にてイエローナイフへ、到着日と翌日の2回オーロラ鑑賞していただくツアーが人気です。2日間の滞在で鑑賞確立は85%を誇り、オーロラ爆発という最もレベルの高いオーロラを観ることも可能です。滞在ホテルのあるイエローナイフの街から混載車で鑑賞基地のオーロラビレッジへ。その後ティーピーと呼ばれるテント内でオーロラ出現を待ちます。防寒着なども無料レンタルですのでご安心ください。

アクティビティも豊富です

イエローナイフでの満天の星空とオーロラ

 日中のアクティビティーも充実し、犬ぞり体験やオールドタウン観光、アイスフィッシングなど極地ならではの体験が可能です。一生に一度はオーロラを観てみたいという方は、是非今シーズンのカナダスキーと組み合わせてイエローナイフへお越しください。

ザルツブルガーランドスキ-(オーストリア)

水澤 史

水澤 史 Mr. P.MIZUSAWA

1911年にオ-ストリアのテオドール・フォン・レルヒ少佐によって日本の上越市にスキーが伝来されて以来、100年目の記念すべきこの年にプレステージ企画を設定し、今シーズンはシリーズ企画にふさわしいデスティネーションとして「ザルツブルガーランドスキー」をぜひともご紹介したいと思います。

【壮大なザルツブルガーランドを滑り倒す!】

ザルツブルガーランドスキーイメージ

 すでにオーストリア好きなリピーターの皆様は、サンアントンにはじまりゼルデン、バドガシュタイン(スーパースキーアマデ)と体験された方もいらっしゃると思います。
その次なるオーストリアスキーとは、世界選手権も開催されたザールバッハに滞在して周辺に点在する極上のスキーエリア、極上の斜面を滑り捲くる壮大なスケール感をたっぷりと全身で体験することがコンセプトです。
ザールバッハスキーエリアなど既にご存知かも知れませんが、フェロースキーが是非とも提案したいのが、ザールバッハ滞在で可能な限り壮大な「ザルツブルガーランド」を滑り倒すことです。

オーストリアアルプスは、ヨーロッパアルプスが終焉する東部に位置するため標高こそ2,000m~3,000mと中央のスイス、フランスと比較するとそのピークは低く誰もが知る名峰こそありません。
しかし、魅了的なグロースグロックナー(3,798m)、キッツシュタインホルン(3,203m)といったオーストリアを代表する独立峰は勿論、ヨーロッパアルプス最大規模を誇る「ホーエタウエルン国立公園」の大自然が織り成す調和した絶景大パノラマにこそ特徴があります。
爽快感とザルツブルグ州を中心におとなりチロル州、シュタイヤーマルク州に隣接する合計33ものスキー場を数シーズンかけて制覇できるとてつもない規模にオーストリアスキーの凄さを思い知らされてしまいます。

【ザールバッハに滞在して未体験のコースを制覇】

スーパースキーアマデといえば、「バドガシュタイン」滞在、「シュラドミング」滞在によって、ダハシュタイン氷河も含めてかなり広範囲のスキーエリアを滑走できることと思います。しかし、それでも未体験のスーパースキーアマデを残しては何故か心が落ち着きません。そこでザルツブルガーランドスキーの滞在地として一押し高級リゾート「ザールバッハ」(標高1003m)に滞在してヒンターグレム(標高1060m)、レオガン(標高1071m)の村を経由して各スキーエリアの標高2,000mの山頂付近までこの地区だけで合計約200km、55のスキーリフト、ケーブルカーを駆使して広大なピステ、急斜面のロングコース、ツリーランを含めたオフピステを滑りまくります。
山頂付近から眺めるグロースグロックナー、キッツシュタインホルン、ダハシュタイン山塊などを眼下に広がるオーストリアアルプスの大パノラマから探して、今まで滑ったことがあるエリアや方角を確かめるのも楽しいものです。

ザールバッハスキーの魅力は、これほどの規模でもバスを使用せずに体力と気力があれば滑り渡ることができるレイアウトの素晴らしさです。上級者、エキスパートスキーヤーがノンストップで変化に富んだスキー場の数々を梯子スキーをしながら駆け抜けるといった感じでしょう。
車で走れば相当な移動距離を、スキーをつけて山谷を越えて行けるスキーの起動力がなんとも素晴らしいことです。
アフタースキーはオーストリアならではのアプレスキーがディナー前のひと時をスキー場のバーで立ち飲み、仲間同士でプロースト!毎回はさすがに大変ですがこれも楽しくオーストリアスキーの文化なのだとひしひしと伝わってきます。

【スーパースキーアマデの未知のエリアを滑ろう(MALIA ALM~MUHLBACH往復)】

マリアアルム・コース案内図

 ザールバッハから専用車で約40分、中世の家々がそのまま使用されているザッツフェルデンの街を経由してスタート地点、マリアアルムへ向かいます。ここからゴンドラ、リフトを乗り継いでアベルグランデック(標高1900m)へ上がります。
遠く南側にグロースグロックナーを眺めたら、ヒンタームースの谷を眼下にロングコースを滑り降ります。
リフトで登り返して次なる山村、ディエンテンの寒村に滑り込みます。狭い山岳ロードを渡ってウオスタホーエ(1730m)へ上がります。正面にはホッホコニッグ(2,941m)の石灰岩質の山群が迫ってきます。やわらかい石灰岩質の山肌が風化によって削られて大きな窪みを形成し、赤茶けた鉄分の多い地層が遠くから眺めるとまるで人が歩いている姿に見えてしまいます。ちょっとスキー滑走をやめてホッホコニッグの全容を撮影してみるのも良いでしょう。
コロマゼックの山頂付近をバックにトラバースするとサンシャインヒュッテへアクセスでき、あとはムーヒュベルグまでひたすら滑っていくことができます。移動距離は往復で約32km~35kmぐらでしょうか。斜面構成、景色ともに素晴らしく総延長150km、スキーアマデの最後を飾るに相応しいスキー遠足です。

【限りなく続くザルツブルガーランドスキー】

ザールバッハ滞在中に晴天ならぜひとも氷河を頂くキッツシュタインホルンで極上の雪質と絶景を満喫されるのがお勧めです。上級者、エキスパートスキーヤーなら滞在中1日、ミッタージルからキッツビューエルのスキー遠足やザールバッハからヒンターグレムそしてシールをつけてチロル州のキッツビューエルまでツアースキーまでも可能なのです。
無限大に広がるザルツブルガーランドスキーを何度か、その度にベース滞在地を変えて広範囲に滑り渡るという楽しみ方は、オーストリアアルプスの奥深さとオーストリアスキ-ならではの雰囲気を存分にご体験いただけます。

マドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア)

神崎 裕一

神崎 裕一 Mr. Y.KANZAKI

ヨーロッパ屈指の高級リゾート地、マドンナ・ディ・カンピリオ。
「草原のマリア様」という意味のこの地は、イタリアの世界遺産ドロミテ山塊の西端に位置する由緒有るスキーリゾート地です。
ワールドカップのスラローム競技のコースとしても知られていますが、初級・中級者コースだけでも充分楽しめるコースで、ゆったりとスノーバカンスを楽しみましょう。

【世界自然遺産のドロミテに位置する人気の山岳リゾート】

マドンナ・ディ・カンピリオ

 成田空港から直行便でミラノへ。ミラノから約4時間のドライブでブレンタドロミテの麓にあるマドンナ・ディ・カンピリオに到着です。海抜約1,500mの街を挟むようにドロミテ山塊を間近に望むグロステエリア、夏はハイキングコースとしても人気のあるチンクエラーギエリアのスキーコースが作られています。チンクエラーギエリアからは隣の谷のヴァル・ディ・ソレ(太陽の谷)のマリレヴァ、フォルガリダまでリフト、ゴンドラを乗り継ぎアクセス可能です。 来シーズンリフトで接続予定のピンゾーロは、地図で見ると小さなスキー場に見えますが、実際に滑ってみてその良さがわかるエリアです。特にトップのドス・デル・サビオンからの眺めは一見の価値あり。チマトッサ(3,175m)の岩稜が目の前に迫り、カンピリオ方向を見ると谷の奥に町並みとスキーエリアが意外と近くに感じられます。

【高山病の心配もなく、滑り応えのあるコースが揃う】

マドンナでゆったりスキーバカンス

 2012年12月にはワールドカップ開催が予定されるなど、滑り応えのあるコースもあるものの、初級・中級コースだけでも十分楽しめるのがこのエリアの特長のひとつ。またエリアのトップが標高2,500mほどと、高山病の心配、体への負担が少ないのも安心できるポイントです。

街にはブランド品などのファッションのお店からやセンスの良いスポーツショップ、地元の食材等を売るお店などが軒を連ねます。このお洒落な雰囲気はさすがイタリアと言ったところです。規模はそれほど大きくありませんが、アフタースキーにのんびり散策やウインドーショッピングでお気に入りの小物など探してみてはいかがでしょうか。

フェローで主に利用するホテルの最上階にはスパ設備があり、アフタースキーをサウナ、ジャグジーでのんびり体をほぐしていただけます。リラックスルームからは正面にスキーコースを眺めることができ、ゆったりとしたスキーバカンスを実感していただけます。スキーに行く際はホテルを出て目の前にゴンドラ乗り場があるので、スキー場へのアクセスの良さも抜群。長い距離を歩いたり混雑したスキーバスに乗ったりのストレスがありません。ホテルの食事も前菜、メインなどお好きなメニューをお選び頂ける上、量も日本人向けに調整してくれるのも嬉しい心遣いです。

【整地された中斜面から氷河までバリエーションの多いスキー環境】

ツアーでは1日パッソ・トナーレへの遠足にご案内。車を1時間ほど走らせると道を挟んで両側に広がるパッソ・トナーレ(トナーレ峠)のスキーエリアに到着です。片側にはTバーを含めて10本以上のリフトが横に並ぶ幅広い斜面が広がります。また気持ちよく滑れる中級レベルの1枚バーンが多く、カービングで飛ばしたり、景色を眺めながらゆっくりシュプールを描いたりとどんな方でも楽しめます。道を挟んで反対側のトップは海抜約3,000mの氷河エリアで抜群の雪質と滑り応えのある斜面を誇ります。特にゴンドラ駅のパッソ・パラディソからベースまでの上級コースはエキスパートも大満足のバーンです。足前に自信のある方は是非チャレンジしてみてください。

【ハプスブルグ家ゆかりのスキー歴史があるリゾート地】

ヨーロッパ屈指のリゾート地で美味しいイタリアン

 もともとカンピリオは巡礼者のための修道院と湯治のスパで知られる街でした。そこがハプスブルグ家の貴族をはじめとする上流階級の人々に休暇を過ごす場所として好まれるようになりました。そして19世紀終わりにはオーストリア皇帝フランツヨゼフとシシィが訪れた由緒あるリゾートなのです。現在でもハプスブルグ家の末裔が訪れるイベントがあることでもその伝統が伺い知れます。そしてこの地にスポーツとしてのスキーが入ってきたのが1910年のこと。それまで冬は観光の閑散期として考えられていたところに、イギリス人グループがスキーを持ち込んだのです。
その後、冬のリゾートとして発展を遂げ1957年にはイタリアで最初のワールドカップレースが開催されることとなります。スキー伝来から100年の時を刻み、スキーコース、ゴンドラ等の設備も年々発展を遂げています。

フェローで久々に再開したマドンナ・ディ・カンピリオツアー。ゆったりとアルプスのリゾートを楽しみたいスキーヤーにお勧めしたいエリアです。

クラブフィールド(ニュージーランド)

澤 宏太郎

澤 宏太郎 Mr. K.SAWA

バックカントリー好きなスキーヤーから俄然注目を浴びているニュージーランドのクラブフィールド。
今回のレポートはクラブフィールドの山小屋に1週間滞在し、クラブフィールドを代表するクレイギーバーン、ブロークンリバーを思う存分滑るスペシャルツアーの紹介です。アフタースキーでは、山小屋での国際交流も楽しいイベントです!

【クラブフィールドの概要】

クラブフィールド

 以前にも数回開催したことのあるニュージーランド・クラブフィールドツアーに行ってきました。現地ではネットはおろか、電話も繋がらない世界です。
クラブフィールドは元々、新雪やバックカントリー好きのクラブ員のみで運営されているエリア。ニュージーランドでは通常のスキー場をコマーシャルフィールドと呼んで、営利目的のエリアとクラブフィールドを分けて考えています。現在はクラブ員だけではなくビジターにも解放されているのです。

クラブフィールドの特徴はロープトゥーとナッツクラッカーを利用すること。通常のスキー場のようなリフトはなく、ロープだけがまわっています。それをナッツクラッカーという道具を使って登っていくのですが、これが最初はなかなか難しい。ただし、これさえクリアしてしまえば、山頂からはどこを滑っても未圧雪のオフピステ!バックカントリー好きにはぜひ滑っていただきたいエリアです。

またこのツアーのもうひとつの特徴は山小屋滞在。クラブ員によって運営されているロッジをビジターにも開放しているのですが、最少限の人数でまわしているのでゲストにも仕事が割り振られます。野菜を切ったり、盛り付けをしたりといったシェフのアシストから、食器洗い、リビングエリアの掃除などなど。ゲストには地元のキウィのほか、ヨーロッパやアメリカなどからのゲストも多く、これらの仕事を通してゲスト同士のコミュニケーションも生まれるので、一般の海外スキーとは違った雰囲気のなか国際交流も楽しめてしまいます。

【ナッツクラッカーを習得】

 スキー初日、雲ひとつない晴天!ご紹介したように、クラブフィールドの特徴、ナッツクラッカー。まずは腰にハーネスを装着して、ハーネスとナッツクラッカーをロープで結びます。簡単に言えば、このナッツクラッカーでロープをパチンとはさんで固定、ナッツクラッカーとハーネスで結ばれた自分が引っ張られて登っていくのです。ナッツクラッカーの装着方法は何通りかあるのですが、初めての方は下の写真の方法がおすすめです。

ナッツクラッカー1.ロープに触れないようにナッツクラッカーをロープの下から通して左手でそれをつかむ。 ナッツクラッカー2.右手をナッツクラッカーよりも前の部分でできるだけ腰の近くでロープをつかんでいくのですが、ここで一気に力を入れると前に飛ばされてしまうので、徐々に力を入れていくのがポイント。ジワーっと握っていって自分がロープと同じ速さまで動いてきたら… ナッツクラッカー3.左手で持っているナッツクラッカーをロープにはさんで握りなおします。握力が弱い人は両手で握ってもいいのですが、ロープが滑車を越える部分は指を挟まれると危険なので、滑車のそばだけは内側の手をはずすようにして登っていきます。

【クレイギーバーンでのスキー】

クラブフィールド・イメージ

 山頂ハミルトンピークに登り見渡すと、ニュージーランドの手付かずの自然の絶景が堪能できます。
そこから左右にトラバースラインがあって、自分の好みのラインからドロップしていくことができます。
最初はオープンスロープの安心して滑れる斜面から、徐々に急斜面の岩の間を滑る「シュート」へも挑戦していきます。この時期はバフバフのパウダーというわけにはいかないのですが、硬くしまった斜面が太陽を浴びて軟らかくなった「コーンスノー」がかなり面白いのです!
セミファットからファットスキーくらいの太さがあるとこのコーンスノーでもどんどん浮いてくるので、浮遊感もたっぷり楽しめます。

滞在中には少しですが降雪もあったので、かなりいい雪も滑ってきました。なかなか気持ちよさそうじゃないですか?バックサイドにはヘリスキーにも負けないような広大な斜面もあって、トラバースとハイクアップで移動していくと、まだ誰も滑っていないファーストトラックが至るところにあるのです!こんなところ滑ってみたくないですか?

ただクラブフィールドで滑っていると最初はものすごく疲れます。それは普段のスキーでは休めるリフトが、スキーよりも疲れるナッツクラッカーのため。
なのでエリア内にあるデイロッジにはランチタイムのほかにちょくちょく休みに入って、ビールタイムにしましょう!

またこのクレイギーバーンの隣にはブロークンリバーという別のクラブフィールドがあって、20~30分程度のハイクアップで行き来することができるのです。
ブロークンリバーはかつて7年前にここをベースにしてクラブフィールドツアーを組んだことのある想い出のエリア。ここはクレイギーバーンとはまた違った変化のある斜面も豊富で、1日楽しんで滑ってきました。

【山小屋での生活】

山小屋にて

 山小屋内部は、メインの建物の1階にボイラーやトイレ、シャワーなど、2階は厨房、レストラン/リビングエリア、3階はバーになっています。
このメインの建物の右に宿泊棟があり、2段ベッドが3つ入る6人部屋が基本で、その他にファミリールームなどがあります。施設の中はとても清潔で、シャワーのお湯の量も充分。暖かくて快適です。寝具も借りられるので、寝袋を持っていかなくても大丈夫。

この山小屋では前記の通り、ゲストにも仕事が割り振られます。ホワイトボードに名前と仕事の当番表が書き出されていて、1日1つの仕事がグループに割り当てられます。
中でも楽しいのはディナーの当番。シェフに指示されて野菜のカットや下ごしらえ、盛り付けなど普段家ではやらないような人たちが、イキイキと仕事をされていました!この仕事を通して山小屋のスタッフや他のゲストとの交流も生まれるので、普段の旅行ではまず味わえない体験もできます。

食事の後は写真を見たり、ゲームをしたり、他のゲストと話し込んだり、お酒を飲みながら夜は更けていきます。言葉の壁はあってもそこはみんなスキーヤー。同じ思いを持った仲間なのですぐに打ち解けて楽しい夜を連ねました。


今シーズンもこの企画を行っていきたいと思いますので、バックカントリー好きな方はもちろん、国際交流も深く楽しめるこのツアーにぜひ挑戦して下さい。お待ちしてます。

ヘリスキー・パウダーウィーク(ニュージーランド)

澤田 京一郎

澤田 京一郎 Mr. K.SAWADA

フェローNZツアー恒例、ヘリスキー・パウダーウィークに添乗してきました。
ニュージーランドスキーは、日本の真夏に本格スキーができるのが最大の醍醐味ですが、せっかく行ったらぜひ日本ではなかなかチャンスがない、オープンスロープでのオフピステ滑走を楽しみたいところです。
究極のオフピステ滑走といえば、やはりヘリスキー!NZならではとも言えるヘリスキー&オフピステ三昧の贅沢なツアーを例年企画しています!

【ヘリスキー・パウダーウィークの概要】

 NZで最も滑り応えのあるヘリスキー/ウィルダネス・ヘリスキー&メスベン・ヘリスキー。
パウダーウィークには、NZのヘリスキーの中で、最もエキサイティングなヘリスキーである、世界遺産でのヘリスキー「ウィルダネス」と、その隣接する山系アロースミス山系での「メスベン・ヘリスキー」が合計で3日もツアーに含まれています。
いずれも、1日で総滑走標高差3,000m以上の、スティープ&ディープを楽しむエキスパートスキーヤー・ボーダーに一押しの体験です。

NZヘリスキー・イメージ

【オフピステスキー@マウントクック】

 ウィルダネスは、世界遺産に指定されている国立公園内での滑走ができるという世界的に見ても稀有な体験ができると言う点でも、一度は体験していただきたいものです。
このウィルダネス・ヘリスキーは、クィーンズタウン(サザンレイクエリアコース)からも参加が可能ですが、マウント・クック国立公園に泊ることで、ホテルからヘリパッド(マウント・クック飛行場)へは5分。クィーンズタウンからだと低い催行確率が格段にあがり、費用的にもリーズナブルに体験できます。
昨年の添乗したツアーでは残念ながら天候が不順で、ウィルダネス・ヘリスキーが1日しか体験できず、メスベン・ヘリスキーが0日で、合計でも1日しかヘリスキーに行けず、その2日分については、皆様に日本ご帰国後にご返金することとなってしまいました。(※例年は3日できています!)
マウントクック国立公園内にはいわゆるスキー場はありませんが、国立公園周辺にいくつかのスキー場が点在しています。前半のマウントクック滞在中は、初日の足慣らしや、天候がヘリスキーに適さない場合は、それらのスキー場へご案内します。

・オハウスキー場

オハウスキー場

マウントクック村から1時間半くらいで行けるオハウスキー場は、晴れるとターコイズブルーのオハウ湖を眼下に望むロケーションが非常に美しいスキー場です。
添乗で行ったときはサラサラ雪。オンピステはアイスバーンもほとんど無く滑りやすかったです。
ただしオフピステは、直前の吹雪がよっぽど風が強かったようで、地形によっては風で飛ばされて岩やガレ場がむき出しになっているところも。
岩に注意しながらの滑走でしたが、恐れていたより滑りやすく、足慣らしとしては充分以上に楽しめました。

・ラウンドヒルスキー場

ラウンドヒルスキー場

昨年の添乗では、ヘリスキーを予定していたスキー2日目に、天候回復が遅れ、ラウンドヒルに。
マウントクックやテカポからは一番近いスキー場であるラウンドヒルは、NZ最大の標高差と、無尽蔵のオフピステバーンを誇るゲレンデ構成。
オハウ同様にターコイズブルーの湖を眼下に見る景色が素晴らしいです。目の前に誰もいなく、白い雪原とテカポ湖しか見えない景色に向かって飛び込んでいくように、新雪の中にフレッシュトラックを刻んでいく快感はたまりません。
最初はスキー場上部の視界が悪く、オンピステを中心に恐る恐る滑っていましたが、1時間くらい滑っていると視界が回復してきました。そこで俄然積極的にオフピステへ!!薄いながらも新雪が積もったオフピステを楽しく荒らしてきました。

【オフピステスキー@メスベン】

メスベンへリスキー・イメージ
マウント・オリンパス

後半のメスベン滞在でのメインイベントは、もちろんメスベン・ヘリスキーです!
滞在2日で1日はメスベン・ヘリスキー、もう1日がクラブフィールドに行きます。マウントクックで、ウィルダネスヘリスキーが1日しかできていないような場合は、メスベン・ヘリスキーに2日行きます。
前記の通り、昨年の添乗ツアーでは天候不順で(メスベンで1泊延泊されたお客様を除いて)メスベン・ヘリスキーが体験できなかったのですが、メスベンではその代わりにクラブフィールドを満喫です!
クラブフィールドは、オフピステフリークには夢のような、オフピステしかないスキー場。リフトが、ロープトゥしかないという点でも特殊ですが、オフピステ派にはぜひ一度は体験して頂きたいです。
昨年はクラブフィールドのマウント・オリンパスへ(澤の添乗レポートは”クレイギーバーン”です)。マウント・オリンパスは一番風当たりが弱いスキー場で、青空で穏やかな天気のもと、大自然感満載のスキーを楽しむことができました。
フカフカのパウダーはありませんでしたが、全体的に締まった粉雪でアイスバーンもなく、オフピステオンリーの自然のままの斜面にシュプールを刻んできました。スキーヤー・スノーボーダーは少なく、思い思いのラインを誰にも邪魔されずに滑れます。
なおメスベン滞在中は、天候や状況によってはマウント・ハットスキー場でのオフピステガイドにご案内する場合もあります。

去年、添乗させていただいたツアーは(再三ですが)ヘリスキーがウィルダネス・ヘリスキーの1日しか体験できず残念でしたが、それでもこのツアーではNZにたくさん存在するオフピステエリアを求めて滑りまくります!
上記のオハウ、ラウンドヒル、マウント・オリンパスを初めとしたスティープ&ディープのオフピステを滞在中、可能な限り追い求めて滑るツアーがこの「ヘリスキー・パウダーウィーク」なのです。
今シーズンから到着日の宿泊を「テカポ」に変更したことによって、初日移動の負担軽減やマウントクック周辺スキー場へのアプローチが楽になりました。
オフピステフリークのみなさん、今年の夏はNZでパウダーを満喫してみませんか?!

セールシュヴァリエ(フランス)

神崎 裕一

神崎 裕一Mr. Y.KANZAKI

ヨーロッパアルプス南西の果て。サザンフレンチアルプスに位置するエクラン山群に抱かれた知る人ぞ知る極上エリア
セールシュヴァリエスキーエリアはサザンアルプスに位置しており、エクラン山群をはじめとした氷河を頂く山岳風景の中、スキーや夏のハイキングで人気のリゾートです。オート=アルプ県のこのスキー場はブリアンソン、シャンテメーレ、ヴィルヌーブ、ル・モネティエと4つのベースを跨いで繋がる広大な規模を有します。特にル・モネティエエリアの上部はエクランの景観と、どこでも滑れるような開放的な斜面が広がり、フランススキーの魅力を体感できます。
ゲレンデのランチではお隣サヴォワ地方の郷土料理タルティフィレットがお勧め。あつあつのルブロションチーズを使ったポテトグラタンは寒い日にぴったりです。町までスキーダウンしてホットワインを片手にアプレスキーのひとときをお楽しみください。


ラグラーブ

【ラ・グラーブ(ロング滑走ウィーク限定)】

ホテルから専用車にて約1時間。ロータレ峠を越えて行くと天を突くように聳える名峰ラ・メイジュの麓、ラ・グラーブに到着です。ここは普通のスキー場とは異なり圧雪をかけないオフピステ専用のワイルドなエリア。カラフルな5連ゴンドラと上部のTバーを駆使して広大なフリーライドエリアを楽しみます。氷河エリアもあるため地元の山岳ガイド同行のもと、ロング滑走ウィーク限定でご案内します。

ラグラーブ

【モンジュネーブルから国境越えスキーと世界遺産ブリアンソン散策】

滞在地のシャンテメーレから専用車で約30分、イタリア国境に近いモンジュネーブルスキー場にご案内します。国境を越えてイタリア側のクラヴィエールにも足を延ばします。上部は広々としたオープンバーンが広がり、エクラン山群やセールシュヴァリエのスキーエリアを一望できます。のんびりクルージングのバーンからブラックコースの急斜面、オフピステまで滑り応えも十分。スキーの後は城砦都市ブリアンソンの散策にご案内します。このエリアの城砦はルイ14世に使えた築城の名手ヴォーバンによる防衛施設群のひとつとして世界遺産に登録されています。

ブリアンソン ブリアンソン

【地中海を見下ろすイゾラ2000スキーエリアとニース】

ニースの中心から専用車で約2時間、白銀に輝く峰、フランス最南端のスキーエリア「イゾラ2000」にアクセスします。コースは標高約2000~2600mのエリアに15本のゴンドラ、リフト、Tバーが架設されています。足慣らしを兼ねて、「ロンバルデセクター」からゆっくりとロング滑走で足慣らし、徐々に機動力と中級者斜面が豊富な「ペレヴォセクター」へ。そして最後は地中海を見下ろす「サンソヴィールセクター」へと滑り渡ります。そこにはオフピステ、ブラックランも豊富でパウダーツリーランにも最適です。ハイライトは、シストロン展望台(2603m)からニース方面、冬の地中海を見下ろす絶景。アフタースキーにはニースでの散策やフレンチ料理、地中海料理を存分に楽しめます。画家の巨匠シャガール、ピカソなどの美術館巡りなど楽しみは尽きません。

オルトレス・南チロル(イタリア)

水澤史

水澤史Mr. P.MIZUSAWA

待望の南チロルのスキー休日
アルタ・ヴァルヴェノスタ・スーパーアレナースキーがスタートしました! 至高の名峰オルトレス、グラン・ゼブル、チェヴァダーレに迫るアルタヴァルヴェノスキーリアを滑り倒す企画です。南チロル、かつてはオーストリア領、ボルツァーノ、メラーノからはイタリア側、オーバーインタール、レイジア峠からはオーストリア、ミシュタイアヴァレーからスイス。合計15のスキーエリア、総延長約400kmのスキーコース&ゲレンデ、ピステ、オフピステ、ツアースキー全ての宝庫です!

サンヴァレンティーノ~ベルピアーノ~ナウダース

初日はマルスの街から、マルガ・サンヴァレンテイーノ(ハイダアルム)からレイジア峠まで縦走、レイジア湖を眼下にロングコースのオンパレード!凍結したレイジア湖に聳えるクーロンの鐘楼、夏はアルプスの交響曲の映像で使われている風景です。午後は連絡バスでレイジア峠を越えてオーストリアへ。チロルの南側に位置するナウダースは、変化に富んだ斜面構成が魅力です。この周辺では雄大なチロル州のスキートいえばオーバーインタールに位置するフィス~ザアハウスのスキーサーカスが有名ですが、ナウダースは滑り応えがあり面白いスキーエリア!初日からイタリア、オーストリアと国境を越えた縦走スキーを楽しんできました。復路はスキー滑走しながら戻ることも可能。たっぷりと滑り倒した場合は専用車でホテルへ戻るのが良いでしょう。なんといってもイタリア側の絶景はオルトレス(3905m)、グラン・ゼブラウ(3859m)、モンテ・チェベダーレ(3769m)のイタリア北部のハイピークが織りなす絶景は言葉では言い尽くすことはできません。夕景のレイジア湖の美しさを体験して頂けます。

オルトレス オルトレス

ソルダ(ソルデン) スキーエリア

今日は最もアルタヴァルベノスタエリアで標高の高いソルダ(ソルデン)スキーエリアを滑走。アルタヴァルヴェノスタの最奥地から、冬は閉鎖されているステルヴィオ峠方面を目指します。途中のゴマゴイ村から分岐を左へ。ちなみに右はイタリアスキーのレジェンド「グスタボ・トエニ」の出身地トラフォイスキーエリアへ。左に行くと標高1900mのソルダ 村とそのロープウエイ乗場へ。ソルダスキーエリアは氷河エリアなので、標高も最高地点が3250mと高く抜群の雪質とロングコースが魅力です。最大のソルダにしかない魅力は、北イタリア屈指の4000m級の名峰オルトレス(3905m)、グラン・ゼブル(3769m)そして、チェヴェダーレ(3769m)を最も近くで眺めながら絶景スキーが楽しめることなのです。この4大名峰の南側はロンバルディア州のボルミオ、サンタカタリーナへと続く冬は閉鎖された風向明媚なステルヴィオ峠に想いを馳せることでしょう。東側は山岳スキーでチーマソルダ(ソルダ峠3350m)と氷河を頂くグラン・ゼブルの景観に惹き込まれてしまうのです。もしロンバルディア州と南チロルのアルト・アジジェ州を山岳最高地点でツアースキーで越えたり、チェヴェダーレ氷河を滑走したり、カサッティ小屋に滞在すれば夢ではありません!極上の雪質、標高差1,350mのダイナミックなゲレンデ&オフピステ滑走は、アルタヴァルヴェノスタのまさに主役のスキーエリアです。午前中は抜群の雪質を誇る3,250mのチーマ・ベルトウーヴォエリアで、オルトレス山系に迫りながら、マドンナカンピリオのブレンタ・ドロミテ方面、オーストリアのチロル、スイスの山々の遠望を堪能。午後はオルトレス直下のダイナミックな北斜面の急斜面に挑戦です。ソルダは山岳スキーのメッカでもあり、超本格的な雪質の良い北斜面にオフピステが構成されています。近い将来はグラン・ゼブル方面に新たなゴンドラ計画もあり、これから益々注目のエリアとなるに違いありません。

オルトレス オルトレス

ワトレス、ミシュタイアスキーエリア

今日は、滞在のマルスから最も近いワトレススキーエリアへ午前中滑走してきました。 雪質、景観とも抜群に素晴らしいです。アルタヴェノスタ渓谷の圏谷に飛び込むようなスキー滑走はヴァレヴェノスタ周辺でも唯一です!広大な一枚バーンでのロング滑走を4本、とオフピステ滑走も各スキーエリアで一本づつ体験してきました。ヴェノスタ渓谷の雄大で独創的な地形を垣間見ることができました。3日目なので少しクールダウンしながらの滑走日ですが、この2日間とまた違った絶景シーンをたっぷりと満喫して頂けたと思います。
午後は、国境を越えてスイスへ。ミシュタイアヴァレーにひっそりと広がる雄大なスイス側のミシュタイアスキー場はとても空いていました。雪質も抜群、大自然の地形を活かしたオフピステの宝庫です。黄色いスイスのポストバスがウンターエンガデイン、オーフェン峠からイタリア側のマルスまで行き交う風景は、スイスに入ったのだという実感が湧いてきます。
アフタースキーは世界文化遺産のヨハネ・ベネディクト・ミシュタイア修道院を見学。ローマ、ゴシック、中世、近代とスイスは勿論、ヨーロッパ史の軌跡を辿る良い時間となりました。カール大帝よって造られた教会から宗教的、軍事的な両目的で時代に翻弄されながら、今日も修道女が祈りを捧げている修道院、フレスコ画が一面に描かれた教会そしてその軌跡を博物館として展示しています。

オルトレス オルトレス

ヴァレ・シュナーレススキーエリア

オルトレス・ヴァレヴェノスタの最終日はいろいろと行くエリアがあります。かつてエッツィが発見されたチロルのエッツタールのオーストリア国境を成す「ヴァレ・シュナーレス」で滑走してきました。シーズンはじめのレーシングキャンプのメッカでも有名ですが、シーズン本番のシュナツタールは別格です。標高3200mの氷河エリアは大斜面が広がり、快適なロングターンが至る所で滑走できました!雪質抜群、景観も素晴らしく、なんといってもオーストリアがすぐ北へ山岳国境線を隔てて、エッツターラアルペンの氷河上からフェントへ約2時間の滑走で行くことができます。勿論、晴天、無風ならの条件ですが。
アフタースキーはラインホルト・メスナー経営のワイナリーやイタリアのウィスキー醸造所へ。標高の高いアルタヴェノスタの山麓には、太陽を燦々と浴びて育ったぶどう畑が広がります。登山家、冒険家のメスナーもこの南チロル出身です。メスナー山岳博物館や彼の経営するワイナリーもアルトアジジェ州、南チロルに点在しています。今回は、標高の高い「カステルフーヴァル」という銘柄でミューラータウガウ(白)、リースニング(白)とメルロー(赤)、ピノノワール(赤)を試飲しました。スキーツアーの無事終了を祝福してヴェノスタ渓谷産のワインで乾杯!また、滞在地に近いマルス・ブルジスにはイタリアでは珍しいプニ・ウィスキー醸造所もあり珍しいイタリアンウィスキーの製造工程の見学と試飲が楽しめます。トラフォイスキー場への帰りなどに是非立ち寄られてもよいでしょう。

オルトレス オルトレス

オストレス(オルトラー)スキーアレーナは海外スキーを幾度となく楽しまれたスキーヤー、イタリア、オーストリアで今までスキーされてきた方でいつも気になる高山を目にしたことでしょう。おそらくそれこそオルトレス至高の名峰です。その隣に猛々しく聳え立つグラン・ゼブル、チェヴェダーレと屈指の名峰を眺めながらの雄大でダイナミックなスキーはこの地ならではの唯一なものです。イタリアが誇るレジェンドスキーヤー、グスタボ・トエニ氏がスキーと共に過して今も共に生きている地。1972年の札幌オリンピックで大回転(金メダル)、回転(銀メダル)、ダウンヒル(13位)、アルベルト・トンバのコーチもしていた英雄グスタボ・トエニが生まれ育ったトラフォイ村、そして夏のステルヴィオ峠の氷河スキーエリア、夏も冬も行き交う多くのスキーヤー、ハイカー、サイクリストを魅了する南チロルのヴェノスタ渓谷の魅力は言葉では言い尽くせません。実際に訪れて風景を楽しんで滑走してみて下さい。

完成されたスキーリゾート、ウィスラー(カナダ)

藤原 良輔

藤原 良輔 Mr. R.FUJIWARA

ウィスラーの魅力は何といっても便利・快適そして多くのジャンルのスキーヤーが満足できる完成されたスキーリゾートであるということ。日本から約8時間の往復直行便フライトでバンクーバー空港まで、そして専用車で約2時間という近さでウィスラーに到着です。日本から最も近い海外スキーリゾートとして、2010年バンクーバーオリンピック開催後さらに注目を集めているフェロー一押しのエリアです。

滑りごたえはバツグンです

ウィスラー

 ウィスラーは積雪量も多く、降雪のあった翌日はパウダー好きにはたまらないオフピステ天国となります。ウィスラーのツリーランは非常に奥深く、多彩なバリエーションがあります。滑走禁止区域以外ならどこのツリーに入ってもコースに戻ってくることができますし、岩場をすり抜けるダブルブラックのコースやクリフなども数多く点在しています。そういった難しいコースに挑む挑戦者をカナダでは非常に温かい目で見守ってくれるのです。リフト上から、もしくはリフト乗り場などからその者への歓声とストックの拍手が送られます。日本ではまずない光景に、「海外に来ているんだ!」という実感が沸いてきます。滑りでも目でも楽しませてくれるウィスラーで、北米特有の雰囲気をぜひ味わってください。

充実のコースレイアウト

ウィスラー

 コースや各ゲレンデも大変充実しています。ウィスラー山とブラッコム山に広がるコース数は約200以上!森林限界を超えた上部のオープンバーンと氷河滑走、下部の変化に富んだ林間コースなど滑りごたえ十分です。例年、気温も低く、雪質は良好です。良く締まったバーンで脚がヘトヘトになるまでカービングターンで滑り尽くしましょう!ここはスキーリゾートを作るために開発された完璧なまでに考え抜かれたスキー場です。大きな浮き輪に乗って楽しむチューブパークや誰でも入ることができる初心者用ツリーランなど、子供が楽しめるアトラクションがスキー場内に配置されています。午前中は家族でスキー、午後はゆっくりアクティビティーなど、楽しみ方は無限大に広がります。

アフタースキーも楽しいウィスラー

ウィスラー

 ウィスラービレッジにはレストラン、スキーショップ、お土産店など様々な店舗が立ち並びます。日本食レストランや本格的なインドカレー、北米ならではの大きなステーキやハンバーガー店、新鮮なサーモンや生牡蠣を取り扱うシーフード専門店など選択肢が豊富でアフタースキーの充実度も抜群です。スキーショップには日本では売られていない、珍しい変わったスキーグッズや用具などが犇めいています。最新の製品を日本に持ち帰りスキー仲間に自慢しちゃいましょう!

ウィスラーはフェロートラベルで決まり!

ウィスラー

 11月中旬からの降雪で初滑りは完璧に! 例年11月から滑走ができるウィスラー。2016年は豊富な降雪に恵まれ11月中旬で2メートル以上もの積雪がありました。12月初旬にはウィスラービレッジまでスキーダウン可能となり、この時期にこれだけの滑走距離が楽しめるのはウィスラーだけです。ただハイシーズンではないため気温の上昇や天候不良などのリスクはあります。しかしリフトパス代金も通常期と比べても約半額で入手可能で、いつもなら手が出せないような高級レストランのコースメニューなどもこの期間には格安で味わうことができます。お得がいっぱいで、スキーヤーにとって世界で最も素晴らしい初滑りになること間違いありません。
ウィスラーでは、様々なスキーヤーが楽しめ、そして滞在も快適で、かつ刺激的な滞在が魅力です。再開発もさらに進んでおり、より楽しいスキーリゾートとして進化を続けています。ウィスラーを侮るなかれ、北米スキーの雰囲気にどっぷり浸かって滑るなら、ここが決定版です!

ユングフラウ三山を望むグリンデルワルト(スイス)

今井 脩平

今井 脩平 Mr. S.IMAI

アイガー・メンヒ・ユングフラウの三山を眺めながらグリンデルワルトに滞在します。またグリンデルワルトはスキー以外にもヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅であるユングフラウヨッホや都市部への日帰り観光も可能です。

クライネシャイデック・メンリッヒェン

グリンデルワルト

 ユングフラウエリアでのスキーで欠かせないのがこのエリア。グリンデルワルトを出発する登山鉄道はグルントを経由し、クライネシャイデックに到着します。ここからグリンデルワルトに向かって滑走していくも良し、反対側のウェンゲンへ滑り降りることも可能です。またウェンゲンからグリンデルワルト方面に戻る際には登山鉄道の他に街から延びるロープウェーに乗りメンリッヒェンへ。横幅もあり広く見渡せるため、初中級のスキーヤーでも十分楽しめるエリアです。Vバーン計画でメンリッヒェンエリアのゴンドラが新しくなる予定ですので、今後も目が離せません。

フィルスト

グリンデルワルト

 街からすぐにアクセスできるのがフィルストエリア。街から延びるゴンドラからフィルストへ。見渡しのよいエリアからはメンリッヒェンエリアでは見ることのできないシュレックホルンや角度を変えたヴェッターホルン、メッテンベルクもご覧いただけます。またスキーパスを持っていれば岩場に作られたクリフウォークや、スキー場の上空を横切るフィルストフライヤー、鳥になったかのようになれるフィルストグライダーなどの体験も可能です。

ウェンゲン

グリンデルワルト

 ユングフラウエリアの滑走で欠かせないのがここウェンゲンで滑ることができるラウバーホルン滑降コース。オーストリア・キッツビューエルのハーネンカムやサンアントンのカンダハーと並び、アルペンスキー界では世界三大クラシックレースと称される歴史のあるコースです。グリンデルワルトから到着するクライネシャイデックからコースはスタート。シルバーホルンやヴァイスホルンを横目に全長約4kmのコースを時速100km以上で滑り降ります。

シルトホルン

グリンデルワルト

フェローのスキーツアーでは1日のシルトホルンスキー遠足が含まれています。専用車でシュテッヘルベルクまたはラウターブルンネンまで向かい、滑走スタート。途中のミューレンの街を立ち寄ったり、ビルクではフィルストにもあるようなスリルウォークも楽しめます。そして、なんと言っても忘れてはいけない最大の見所はシルトホルン山頂。ここはジェームズボンドシリーズ『女王陛下の007』でも使用され、当時の映像も楽しめるボンドワールドがあるのでジェームズボンド好きにはたまらないことでしょう。また山頂からの滑走はブラックコースで滑り応え満点。雪質も良いのでシーズン後半でも楽しめるコースです。

ユングフラウヨッホや都市部への日帰り観光もオススメ

グリンデルワルト

『スキーは程々にして他のことも楽しみたい!』という方にもグリンデルワルト滞在はオススメです。滑走の拠点となるクライネシャイデックからさらに鉄道が延びていて、線路はアイガーの中を通り、メンヒとの間にあるユングフラウヨッホ鉄道駅に到着します。観光立国としても名高いスイスですが、この鉄道駅は1912年に開通し、以来多くの観光客に親しまれてきました。もちろんフェローでもツアー中に参加可能ですのでお気軽にお尋ねください。 また、グリンデルワルトから都市部へも近く、インターラーケンまでは電車で30分、ベルンまでは約2時間で到着します。スイスの首都でもあるベルンはその街並みが世界遺産にも指定されているため1日では物足りないかもしれません。休息日がてら熊公園やバラ公園での1日観光もいいかもしれません。

サンモリッツ(スイス)

澤 宏太朗

澤 宏太朗 Mr. K.SAWA

スイス南東部のグラウビュンデン州に位置し、ベルニナ山群の絶景を望む高級リゾート地として知られるサンモリッツは2度の冬季オリンピックと4度のアルペンスキー世界選手権の開催地であり、年間300日近い晴天率を誇るスキーエリアです。

サンモリッツエリア

サンモリッツ

 フェローでは従来利用していたホテルが営業をやめてしまったこともありしばらくツアー企画を行っていませんでしたが、2016シーズンより販売を再開しリピーターの方からも好評をいただいているサンモリッツ。人気の理由はまずは雪質です。サンモリッツのベースの標高は1800mとヨーロッパのリゾートの中でも高い標高に位置するため、雪のコンディションが良いことが多いです。高級リゾートのイメージが強いサンモリッツですが、世界選手権や過去には冬季オリンピック会場になったこともあり、コースも上級者が滑っても満足できるレイアウトです。街からすぐケーブルカーで上がれるコルヴィリアエリアが規模も一番大きく、アルペンレースの会場にもなるアグレッシブなコースがたくさんあります。スイスの中でもサンモリッツはグルーミングが丁寧に行われている印象があり、コースとコースの繋がりもいいので、移動時にスケーティングすることもありません。 街からバスで移動するフルチェラス、コルヴァッチエリアも見逃せません。こちらのエリアは基本的に北向きの斜面が多く、サンモリッツエリアの中でも景観が一番良いのがこのエリアです。眼下には凍結した湖、背後には氷河をまとったベルニナ山群、遠くにはマッターホルンも望めます。中斜面のロングコースが多いので、カービングターンでのんびりクルージングするには最高のエリアです。

ディアボレッツァ、ラガルプ

サンモリッツ

 サンモリッツの街からはバスあるいは鉄道で移動するディアボレッツァ、ラガルプエリア。サンモリッツのスキーパスでエリア内はバス、鉄道とも乗り放題になるのもサンモリッツの嬉しい特典です。ディアボレッツァ、ラガルプまでは鉄道でもバスでも約1時間の距離なので、行きはバス、帰りは旅行気分で列車でというのもお薦めです。ディアボレッツァ、ラガルプエリアの特徴は何と言っても氷河エリアを滑れる雪質の良さとコースの長さです。コースレイアウトはそれぞれ長いロープウェイがメインで1本の単純な構成ですが、標高差がそれぞれ800~900mもあるので、午前中に一方のエリア、午後にもう一方のエリアで充分1日楽しめる規模です。また景観も素晴らしく、特にディアボレッツァ展望台からの4000m級の峰々が並ぶベルニナ三山の眺望はまさに絶景です!またディアボレッツァ山頂からモルテラッチ氷河を滑り降りて最後は隣駅のモルテラッチ駅までたどり着くツアーコースもあります。間近に氷河を眺められる、他ではなかなか体験できません。氷河上なので基本的には圧雪はされていませんが、危ないところはロープも張られてコントロールされているコースですので、元気な方はぜひ挑戦してみて下さい。

ホテルハウザー

サンモリッツ

フェローでは夏のハイキングツアーでも利用する3星ホテル。街の中心に位置しスキーへ出かけるにもショッピングにも非常に便利なロケーションです。部屋も広く非常に清潔でセンスも良く、4星でも充分通用しますが、オーナーの拘りで3星での運営となっています。ホテルにはチョコレートショップも併設されていて、フレンドリーなホテルのオーナーが気を利かせて夕食時にチョコレートの試食を持ってきてくれることも。コルヴィリアのケーブルカー乗り場までは徒歩4~5分程度、コルヴァッチやディアボレッツァへのバス乗り場へは徒歩2分です。バス停のある学校広場にはスーパーもあるので、スキーの帰りにビールを買って帰るのも楽々です。

サンモリッツの街&レーティッシュ鉄道

サンモリッツ

スイスの高級リゾートとして名を馳せるサンモリッツだけあって、各国の有名ブランドショップがほとんど揃います。ブランドショップ以外にもスポーツショップやギフトショップなどもたくさんありますので、アフタースキーの街歩きも楽しいです。少し足を延ばせばサンモリッツ湖の湖畔を歩くこともできるので、夕方の散歩にもいいコースです。 またサンモリッツには鉄道駅があり、世界的に有名な氷河特急や世界遺産にもなっているレーティッシュ鉄道のベルニナ特急の駅でもあります。中日で疲れたとき、天気の悪いときなどスキーを1日休んでベルニナ線でイタリアのティラノまで片道2時間半の列車の旅もお薦めです。ティラノでのランチのお薦めはレストランベルニナ。ミシュランガイドにも載るこのレストランの味は保障付き、料金は普通のレストランと変わらないので、ティラノへ行かれる際はぜひお試し下さい。ティラノ駅を降りて正面の薄いオレンジ色のホテル兼レストランです。

シュラドミング(オーストリア)

今井脩平

今井脩平 Mr. S.IMAI

今回は2019年1月25日~催行された佐々木明さんと行くオーストリア・シュラドミングワールドカップ観戦ツアーをレポート致します。ワールドカップの中でも歴史のあるレースで、アルペンスキー元日本代表で4度のオリンピック出場を誇る佐々木明さん同行のもと行われました。

シュラドミングワールドカップ観戦ツアー

シュラドミング

シュラドミング

初日を含むワールドカップ本番以外はシュラドミングエリア周辺を滑走、本コースは本番に向け、着々と準備が進められていました。お昼はオーストリア料理が楽しめるレストランへ。チロラーグリュステルと呼ばれるポテトとベーコンのグリルやクヌーデルスープを美味しくいただきます。ランチ中にも明さんからワールドカップにまつわる話や、選手時代に拠点を置いていたインスブルックのことなど、オーストリアでの生活事情に至るまで様々な話を聞くことができました。オーバータウエルンスキー場はシュラドミングからやや離れていますが、1日で周りきるには物足りないくらいの広さで、谷向かいのスキー場を縦走していくように楽しめます。ツアー時は前日に降雪もあり、パウダーも楽しめました。明さんの滑りも間近に見られるのでシャッターチャンスは逃さないように!


シュラドミング

2日目はライターアルムへ。日本人選手を含む各国の選手が本番に向けて練習しているとのことで急遽予定を変更しました。スキー場へ到着すると各レーンにポールがセットされ各国のW杯選手も練習を行っていました。明さん曰く、本番に向けての調整なのであまり難しいポールセットはせず、スキーの走りや自分の体調を確かめやすいようにセットされているとのことでした。それでもスピードや技術は目を見張るものがあり、そんな選手たちを目の前で見られるのは非常に貴重な経験でした。選手達もリラックスモードなので、タイミングが合えば?気さくに写真撮影に応じてくれるかもしれません。


シュラドミング

3日目はいよいよ本番。 明さんとの滑走は午前中までと早めに滑走を切り上げ、防寒対策をしていざレース会場へ。ナイトレースなのでホテルの夕食を夕食ボックスに切り替えてもらいウィンナーシュニッツェルのサンドウィッチを持参。実はとてもボリューム満点でした。笑 早めに行って選手達のインスペクションを観察。ただでさえ普通に滑るのが困難な上級斜面には、前日から圧雪した後斜面に穴を開けて水を注入、スケートリンクかと思うほどカリカリに凍っています。大会は夜の開催なのでその頃には表面が水で光っているほどでした。 その上を明さんは何とファットスキーでインスペクション!笑エンターテイメントも抜群でした。さて、いよいよ本番。自国の選手がグリーンランプを点灯(=各滑走でトップ)させたり、2本目進出圏内に入ることがわかると会場のボルテージは最高潮になり氷上のF1とはまさにこのことかと思い知らされる一夜となりました!

パークシティ(アメリカ)

園原 遊

園原 遊 Mr. Y.SONOHARA

私が特に滑り派の方にお薦めするエリアが2002年冬季ソルトレイクオリンピックのアルペン競技の舞台にもなったパークシティです。数年前にキャニオンズとパークシティがゴンドラで繋がり、全米で最も大きいエリアとなりました。他にもディアバレー、スノーバード&アルタと変化に富んだエリアでの滑走が可能です!空港からも40分でアクセルできる点も魅力の一つです。

全米最大のスキーエリア:パークシティ&キャニオンズ

パークシティ

ゴンドラで両エリアが繋がり名門スキーリゾートのベイルをも凌ぐ、全米最大のエリアとなりました。ソルトレイクオリンピックのアルペン競技の舞台にもなったパークシティでは、是非オリンピックコースをお楽しみください。キャニオンズも含めて圧雪バーンは勿論、上部にはボウルエリアや滑り応えある斜面が多く点在するためオフピステ好き、上級・エキスパートの方にはもってこいのエリアです。降雪後は迷わずボウルエリアへ!機動力も優れており、コース数も多いため滞在中4日間は飽きることなく、満喫できます。

変化に富んだエリアが魅力のディアバレーとスノーバード&アルタ

パークシティ

パークシティの横に隣接するスキー場がディアバレー。ソルレイクオリンピックではフリースタイル競技の舞台となりました。ディアバレーは他のスキー場とは雰囲気が異なり、高級感があり、スタッフのサービスも素晴らしいです。圧雪バーンは思いっきり滑りたい方にお薦めのスキーエリアです。スノーバードはオフピステ中心のエリアで滑り応えはエリア屈指です。上級者・エキスパートスキーヤーでも満足頂けること間違いなしです! アルタは逆に綺麗に圧雪されたバーンが広がり、景観もヨーロッパに似ており開放的なあエリアです。

オプションでインターコネクトツアーに参加!

パークシティ

広大なユタ州に点在する6つのスキーエリア「ディアバレー、パークシティ、ソリチュード、ブライトン、アルタ、スノーバード、の各エリアのオフピステをリフトを使いながら縦走(40km)する壮大なツアーです。トラバースやハイクアップもあるため体力のある上級者限定ですが、是非一度はご体験ください!

鉱山の街として発展したパークシティの街

パークシティ

鉱山の街として発展を遂げ、「オールドタウン」として今尚その面影を残す雰囲気の良い街です。夕食や街散策で何度か訪れ、地元のビール、ウィスキーショップは大人気です。是非街散策もお楽しみください。

ピレネー(フランス・スペイン)

原田 涼

原田 涼 Mr. R.HARADA

フランスとスペイン、アンドラ公国の3カ国にまたがる“ピレネー山脈”。東西約430km、南北約100km、西は大西洋から東は地中海付近まで標高3,000m級の美しい峰々が最大13座も連なる、ヨーロッパで第2の大きな山脈です。その位置からは想像しにくいですが、実は豪雪地帯。遮るものがなく滑りやすいオープンスロープは、降雪があると一面のオフピステエリアとなります。山そのものの地形を生かしたコースは工夫次第で様々な楽しみ方が可能です。独自の食事・歴史・文化が根づくピレネーでヨーロッパアルプスとは異なる体験をしてみませんか?

秘境ピレネーの地理と人々

ピレネー

アルプス山脈を滑りつくしてしまったという方におすすめなのが、秘境ピレネー山脈。この未知なる地方には広大なエリアが広がっています。ピレネーへのアクセスはまず南フランスの都市トゥールーズから。ガロンヌ川に沿って上流へ、国境を越えてスペインに入ります。そこはもうスペイン北部のカタルーニャ地方、美しいアラン渓谷です。アラン渓谷の最奥、ピレネー山塊の景観を楽しめる標高1500mのリゾートが滞在のベースとなるバケイラ・べレットです。歴史的にも複雑なこのエリア、地元の人々は自分たちのことをスペイン人だと思っているのでしょうか、フランス人だと思っているのでしょうか。言語はフランス語も通じますが、カタルーニャ語やスペイン語のほうがよく話されます。食文化は混ざり合っており、スペインではあまり食べない鴨がフランスからの影響で親しまれています。そんな風土の中、実は彼らは自分たちのことをアラン人、つまりアラン渓谷の人々だと思っているそうです。自立し、地元に誇りを持った民族なのです。文化が融合したピレネーは食が豊かです。アラン渓谷名物のお肉や野菜をたっぷり入れた壺入りスープやトゥールーズ名物のスミレのお菓子もお楽しみください。スキー終了後は公共バスで30分、隣町のヴィエッラまで出掛けましょう。夏はハイキングの拠点としてとても賑わう、アラン渓谷の中心の町です。夕食までの時間、スペイン式バルでタパスをつまみながらおいしいワインを堪能するのがピレネー流です。

便利なアクセスと連なる3山

ピレネー

滞在地バケイラはスキーのために作られた便利な街です。ホテルからゴンドラ乗り場までは地下アーケードで直結しています。しかもスキーロッカーはゴンドラ乗り場に併設。板を持って歩くことなく、白銀の世界に直行できるのです。 ゲレンデはバケイラ・ベレット・ボナイグアの3山に連なっています。バケイラからのゴンドラは中央エリアのバケイラに直結し、左右のバラエティ豊かなコースにつながります。ベレットエリアは悪天候知らず。風が強い日もベレットエリアは平穏で、のんびり滑れるということが何度もありました。ボナイグアはリフトは少ないながらもオフピステに恵まれる、自然の地形を生かしたマニア向けのエリアです。3山に共通しているのは岩が少なく急すぎないということ。降雪があれば、どこでも滑れるオフピステ天国です。上級のオフピステフリークから、ちょっとだけパウダーに挑戦してみたい初級者まで楽しめる懐の広さを持っています。

ベナスケ渓谷エリアとヘリスキー

ピレネー

1日はピレネー最高峰のアネト山を眼前に臨み、ピレネーのスキーエリア、ベナスケ渓谷のアラモン・セルレルスキー場に遠征します。地元民に愛されるエリアで、いつも「日本人がはるばる来てくれたぞ!」と大喜びしてくれます。2014年から3年連続で「スペインのベストスキーリゾート」に選ばれるこのスキー場は、中斜面が多く、長距離の気持ちの良い滑走が可能です。ピレネー人らしいスタッフの人懐こさに触れてください。 ヨーロッパ・とくにフランスではヘリスキーはほとんど見ることができません。強いてあげればイタリアが有名ですが、実はヨーロッパ最大のヘリスキーはここピレネーヘリスキーなのです。アラン渓谷300㎢を操業エリアとし、ヘリ会社も多くないので1番条件の良いノートラックの大斜面に連れて行ってくれます。スタッフも丁寧で、コンディションの良い日を事前に教えてくれたり、雪崩対策のエアバクも完備し装備のレクチャーも丁寧にしてくれます。金額もニュージーランドやカナダと比べるとお手頃です。初めてのヘリスキーはピレネーでデビューしてみませんか?

レヴィ&ユッラス(フィンランド)

森下 雅史

森下 雅史 Mr. M.MORISHITA

フィンランドと言えばムーミンやサンタクロース、トナカイ、オーロラ、北欧デザインやマリメッコなどのファッションブランドが有名ですが、北欧はヨーロッパで唯一スキーとオーロラウォッチングが楽しめる魅力のエリアとしてお勧めです。日本の成田・中部・関空からヘルシンキまでフィンランド航空を利用して約10時間とアジア-ヨーロッパ間を最短で結び、アルペンスキーのワールドカップが開催されるレヴィと山を挟んで2つスキーエリアを持つユッラスは、北緯66度33分以北のラップランド(北極圏)に位置するため、ヘルシンキ国際空港から国内線に乗り継ぎ、キッティラ空港まで約1時間20分のフライト、従来のヨーロッパスキーエリアへのアクセスより身体に負担の少ない時間帯で到着できます。自然環境の厳しい地域の空港はとてもシンプルで小さく、飛行機への搭乗ブリッジは無くタラップを一歩一歩降りてラップランドの大地に足を降ろす瞬間に心が弾みます。それはこれから始まる静寂な白い大地でのスキーと夜空に舞う不思議な光のオーロラを目の当たりできる期待からかも知れません。12月~1月中旬頃までは北極圏の冬に太陽が昇らない時期(カーモス)があるため、ツアー設定は2月~3月の日照時間が長くなるウィンタースポーツのベストシーズンの約2ヶ月となります。また、ラップランドのオーロラ月別観測率のデーターからも2月~3月は60%以上の高確率で観測できるのも嬉しいです。

レヴィ

ピレネー

キッティラ空港から専用車で約10分の近距離は、翌日のスキー滑走に備え早めの就寝が出来るのは体調管理に最適です。レヴィの街の標高206m、山頂531m、スロープ数43と規模は小さいが、最高の雪質、山頂から見渡す地平線と針葉樹林帯は、改めて地球は丸いことを感じられます。毎年SLのワールドカップが開催されることでもスキー場の充実は実証済みでが、滞在中は、レヴィから専用車で約40分のオロススキー場や国立公園内のパラッススキー場へも遠足します。これらのスキー場は更に小さな規模ですが、静寂な白銀の中でのスキーと雄大な大地と雪で覆われた湖、針葉樹林帯の景色にゆっくり流れる時間は超絶です。街灯の多い街からでもオーロラ観測できますが、約10分で灯りの無いインメリ湖へ夕食後、毎晩オーロラ観測に出かけられるのも楽しみです。

ユッラス

ピレネー

専用車でレヴィから約1時間、キッティラ空港へ約30分の距離に位置します。標高719mのユッラス山を隔てアカスロンポロとユッラスヤルヴィの街が広がります。街の標高256m、スロープ数63、コース幅の広いゲレンデは、周りの針葉樹林帯によってスキーヤーの姿も自然に飲まれる程です。比較するとレヴィよりも規模が大きいスキーエリアとなり、フィンランドの中で最も大自然と風光明媚に恵まれたエリアです。ラップランド特有の針葉樹林帯や地平線を望む景観の他、樹氷の針葉樹林帯はランプランドの厳しい自然環境を思い知らされます。街は、人工光が少なくオーロラ観測に最適ですが、更に好条件で観測するには、遮る物が無いアカスロンポロ湖へ徒歩15分程です。

オーロラ観測

ピレネー

滞在先のレヴィとユッラスで6日間オーロラ観測が可能です。日中はスキー、夜は気軽に外に出ればオーロラ観測が出来ます。フィンランドでは比較的早い時間帯の夜8時頃からオーロラが出現する場合があります。夕食は早めに済ませて観測地点へ移動することをおすすめします。また、観測には特別な施設等は無い反面、大自然の中で観測時間は自由です。疲れたらホテルへ戻ってお休みください。  オーロラの撮影に挑戦してみましょう。コンパクトデジタルカメラでも機能に夜景モード、マニュアルモードと三脚があれば撮影できます。自分で撮影したオーロラ写真は多少ブレていようが、きっと良い思い出になりますのでお土産に持ち帰りましょう。

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