ITALY

2019年3/2~10

羽田発 コルチナダンペッツオ9日間

Hさん (富山県)

半世紀を隔て集結した同級生たちとコルチナを滑りベネチアへの観光も!

ヨーロッパ・アルプスでスキーをすることは20歳代からの憧れでした。あの頃は時間が取れなくて、思いはあっても現実できませんでした。仕事をリタイアしてからようやくあの頃の夢を少しずつ実現できるようになってきました。前回は2016年のスイス。前年はサンモリッツ~ツェルマット~グリンデルワルトをハイキングで巡り、冬のスキーはツェルマットと決めて滑って来ました。そして2017年夏、シャモニー~アオスタ~ドロミテをハイキングで巡り、今回、2019年のドロミテ・コルチナダンペッツォを選びました。夏のハイキングで見た景色を、冬のスキーツアーでも見てみたい。夏も冬もと、欲張りで贅沢な計画を立てて、これで4回目になりました。

今回は一日だけ、みぞれ・雪だったこと以外、連日、天気に恵まれて素晴らしいスキーツアーになりました。一日目はファローリア、クリスタッロで軽く足慣らし。二日目は猪谷千春さんが銀メダルを獲得したオリンピックコースやワールドカップコースがあるトファーナへ。夏にロープウェイ降り場からジープで山頂まで運んでもらったファローリアの斜面、トファーナ山頂へ行くロープウェイから見下ろした岩壁直下の斜面、すべてがしっかりと圧雪・整備され、期待通りのバーンになっていました。夢だった猪谷千春さんのオリンピックコースも含め、コルチナの近隣は、ほぼすべてのコースを滑ることができて大満足! そして次はドロミテのハイライト、セラロンダへ。アラッパまでバスで移動して、ここからゴンドラで一気にポルタヴェスコヴォまで上がると、ドロミテの女王・マルモラーダが目の前に現れ、大感激。ここから時計回りで行くセラロンダが始まりました。斜面を滑り、リフト・ゴンドラで上ることを繰り返してポルドイ峠に差し掛かると、夏には額に汗して登ったハイキングコースは一面雪に覆われ、一枚バーンになっていました。サッソ・ポルドイへのロープウェイを見ながらコースの上をリフトで上って行くときには、何だか懐かしい気持ちに……。カナツェイ方面に下ってからサッソルンゴの懐へ。そしてそそり立つサッソルンゴの脇から夏に歩いたシウジ高原が見えたときには、もう何回カメラのシャッターを切ったことか! さらにガイスラー山塊の上部へ。夏には、やや離れた位置から仰ぎ見たサッソルンゴやガイスラー山塊も、冬に運行されるリフトやゴンドラに乗れば、手が届くような場所まで行くことができる。これはスキーならではです。行けども行けども限りなく続く広大なスキーエリア。夏とはまた一味違った風景を堪能することができました。ハイキングもスキーもどちらも素晴らしく、これからもこんな感慨深い体験を重ねていきたいと思っています。

今回もう一つ嬉しかったことは、中学・高校・大学の同級生が、半世紀もの時を隔て、コルチナダンペッツォ・スキーツアーに結集し、総勢9名のグループで一緒に参加することができたことです。多少のブランクはあっても、子供の頃からスキーに親しんで来た仲間たち。参加者のスキー技術に合わせて柔軟なグループ編成や適切な対応をしてくださったスタッフの皆様のお陰で、皆それぞれに楽しみ、盛り上がることができました。最終日、スキーはお休みにして専用車を手配してもらい、日帰りでベネチアへも行ってきました。これもまた大好評!仲間からは「海外でのスキーはこれが最後」「自分たちが最年長」と思っていたけれど、自分たちよりも年配の参加者の方々の元気な姿を見て、認識を新たにしたという声もありました。また一緒にスキーツアーに参加することも夢ではなさそうです。さて、今度はどこへ滑りに行こうかな……。