SWITZRERLAND

2018年9/23~30

成田発 サンモリッツ・スーペリア9日間

Iさん(神奈川県)

SUN・燦・傘寿(サン サン サンジュ)のサンモリッツ

「ゆったり、ゆっくりスキーライフを楽しもう。シニア贅沢プラン」。これはフェローの2011年のスキーエリア案内の最終頁にあった「海外スキー経験豊富なアクティブシニア向けの最適プログラムを目指した」キャッチコピーで、サンモリッツは4カ所のスキーエリアのその筆頭に挙げられていたスキーエリアでした。しかし、その名は、一般的には「東洋のサンモリッツ」と呼ばれる国内の有名保養地の代名詞として使われてきていて、スキーエリアとしての認識は自分にとっては極めて薄い状態にありました。とくにリタイア後に始めた海外スキー行きでは、もっぱらツェルマット(マッターホルン)やシャモニー(モンブラン)など、山の景色の有名なスキーエリアを最優先に行先を決めていたこともあり、また、シニアとしての自覚もなかったことも相まって、先の先のスキーエリアとしか考えていませんでした。しかもその後、フェローのスキーパンフレットから数年間は、サンモリッツの案内は消え去り、ようやく2016年、前年の ウィズ・エフ20号の特集を受けての再登場でその詳細を知るところとなりました。

かくして、我が「傘寿」を迎えた平成三十(さんじゅ・ウ)年、念願のサンモリッツに。湖に面した街並みは石造の建物が多く風格があり、高級ホテルや一流のブランドショップが軒を連ねて、とても山奥のスキーエリアにいるとは思えない華やかさ。街の標高が約1800mと高いため雪質も抜群で、年間の晴天日300日以上とのことから街のシンボルマークは「太陽」。「SUN・燦・傘寿のサンモリッツ」と洒落を言いながら、思う存分にスキーライフを楽しむことができました。

最終日前日、小雪の降る日に午後から視界不良と疲労を理由にグループを離れる勝手をさせてもらい「セガンティーニ美術館」に。石造のドーム型屋根の特色ある建物の階段を上がり、受付を通り最上階のホールに。ほとんど来館者のいない静寂の中で三面の大きな絵、有名な三部作「生」「自然」「死」に向かう。正面のベンチに座ってしばし感慨にふけることができたことは、他のスキーエリアでは味わえない特筆すべきことだと思っています。