スタッフお勧めのポイント!

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スイスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけた、お勧めポイントの情報です!

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ケーブルからロープウェイの付け替え工事も終わり、この夏はラウターブルンネンからのアクセスがさらに便利になるミューレン。今回はこの地区のとっておきのハイキングコースをご紹介します。


【ミューレンからアルメントフーベルへ】
ユングフラウウ地方のミューレンは、グリンデルワルトと比べて人も少なく、静かで落ち着いたアルプスの雰囲気を楽しむことができます。ツェルマット同様、ガソリン車乗り入れが禁止。ラウターブルンネンのU字谷の崖上に張り付いたような場所にあり、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を望む絶好のポイントです。今日はこの地区の「ノースフェイストレイル」にご案内しましょう。
ノースフェイスとは「北壁」の意味で、アイガーを初めとする数々の名峰の北壁を順番に眺める、このエリアで私がお勧めするコースです。大勢の観光客はロープウェイで有名なシルトホルンに向かいますが、我々は村はずれから出る可愛いケーブルカーでアルメントフーベルの展望台へ上がります。


【初夏にはクロッカスの群生も】
ノースフェイストレイルに行く前に、この展望台をもう少しご紹介しましょう。ミューレンからわずか4分。ユングフラウヨッホやシルトホルンなどと比べて、ずっと人が少なく静かです。ケーブル駅の上には山のレストランがあり、素晴らしい眺めと美味しい食事が楽しめます。夏のシーズンの週末にはここのテラスで味わうバーベキューランチも大人気。
ここを出発点として、グリュッチュアルプへ抜ける「マウンテンビュートレール」や花の谷を意味する「ブルーメンタール・パノラマトレイル」など専用の標識の付いたハイキングコースが整備されています。5月末から6月上旬にかけて、このブルーメンタール一帯に咲くクロッカスの群生も見事です。


【ノースフェイストレイルを行く】
ノースフェイストレイルは、11の名峰の北壁を見ながら、ミューレンまで歩いて降りる約2時間半のコースです。途中に日本語でも書かれた12枚のパネルが設置され、各々の山と登山にまつわる説明を読みながら歩いていきます。
ユングフラウやアイガー北壁でその名を馳せたハンス・ラウパーを初めとする数々の登山家の偉業。そしてアイガー・ミッテルレギ稜の初登攀に成功した槇有恒氏、アイガー北壁直登ルートを切り開いた加藤滝男氏や今井通子氏たちの偉業など、数々の登攀の歴史が紹介されています。登山に興味のある方はもちろん、奥深い山の世界を知りたい方は、是非このノースフェイストレイルを歩いてみて下さい。


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