スイス西部 ジュラ地方

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スイス西部 ジュラ地方



フランスと国境を隔てるジュラ山脈はジュラシックパークで知られるジュラ紀に由来、時計産業の中心として有名です。また、スイス西部の独仏言語の境界地として歴史や文化が上手く調和した小さな町が点在しています。首都ベルンから少し足を延ばすだけで山岳リゾートとは全く異なる雰囲気のスイスの街があります。


ラ・ショー・ド・フォン La Chaux-de-Fonds


スイス最大ヌーシャテル湖の西側、フランスとの国境のエリアはウォッチ・ヴァレーと呼ばれ世界に名だたる時計メーカーの本社や工房があります。ラ・ショー・ド・フォンは2009年スイス時計産業の中心地として隣村のル・ロックルと共に世界文化遺産に登録され、碁盤の目状に整然とした町並みが特徴です。国際時計博物館には「時」や「時計」に関する歴史、メカニズムと装飾など興味深い展示があります。有名な建築家ル・コルビジュエの出身地で縁の建物を訪れる散策コースもあります。




ムルテン/モラ Murten/Morat


ベルンの西、湖畔に佇む中世都市ムルテン/モラはベルンの領主と同じツェーリンゲン公が町を築き、時計塔やアーケードなどベルンととても良く似た町並みです。対岸に広がるブドウ畑を見ながら湖畔の散策やサイクリング、運河で結ばれたヌーシャテル湖、ビール湖の3つの湖クルーズもお薦めです。




ソロトゥルン Solothurn


ベルンとバーゼルの中間アーレ河畔の町で、州としても11番目にスイス連邦に加盟、教会や噴水、塔の数、大聖堂の祭壇や鐘などすべて「11」にちなんだ面白い町。旧市街に12〜18世紀の建物が残り、スイスで最も美しいバロック都市としても有名です。ぜひ訪ねてみましょう。



フリブール Fribourg


ランドマークのサン・ニコラ大聖堂や旧市街の町並みはまるで中世にタイムスリップしたような雰囲気です。二重構造のツェーリンゲン橋や屋根付きのベルン橋、サリーヌ川の渓谷美など、自然と建物、中世と現代がミックスされ不思議な感覚に惹きつけられます。水力発電のレトロなケーブルカーも必見。




「オルゴールの里」サントクロワ Ste-Croix


レマン湖地方でもフランスに近いサントクロワのCIMA(シマ)には200年以上前のオルゴールやサインをする自動人形(オートマタ)、ストリートオルガンなど多数展示されています。館内ガイドが精密な機械を動かし素晴らしい音色や動きを再現してくれます。モンブランとフレンチアルプスが一望できるのどかな田園地帯にあります。※CIMAは要予約




クリュ・ドュ・ヴァン Creux-du-Van


ヌーシャテル湖の西に不思議な絶壁があります。長さ1400メートル、深さ160メートルの垂直に切り立った岩壁は氷河の侵食によるもので、半円形に沿って崖の上に散策道がありベルナーオーバーランドに広がるアルプスが見渡せます。





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