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ヨーロッパアルプスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけたお勧めエリアの情報です！
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| アルプスウェイお薦め滞在地として夏季には駐在所も設置しているサンモリッツ。のどかな雰囲気がありながら、迫力ある氷河とベルニナ山群の名峰、世界遺産の特急、そして多彩なハイキングコースで世界中からの観光客が絶えない高級山岳リゾートとして知られています。そんなサンモリッツから少し足を伸ばすと、独特な文化が根付いた一風変わった小さな町がたくさん点在します。その中から、ポストバスや列車で訪れる、個人旅行ならではのお勧め訪問地をご紹介いたします。団体旅行では絶対に味わえない、手付かずのスイス田舎町を覘いてみましょう。 |
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●ウンターエンガディン地方● 「イン川の庭」を意味するエンガディン地方。サンモリッツのあるイン側上流をオーバーエンガディン、そしてオーストリアに向かって流れるイン側下流をウンターエンガディンと呼んでいます。サンモリッツから各駅停車利用にて約1時間少しで簡単にアクセスできる東スイスのお薦め秘境エリアです。 グアルダ Guarda まるで絵本の中の世界に迷い込んだかのよう。童話画家カリジェ代表作「ウルスリのすず」のモデルとなったことで有名な町。リクエストストップの駅からポストバスで町の中心へアクセス。到着すると目の前に広がるかわいらしい町並みに心が躍ります。スグラフィットの施された幾何学文字やフレスコ画が描かれた宿舎や民家がコンパクトにまとまり、周辺には同じように密集する民家と教会がある小さな集落が点在します。静かでかわいらしい小さな集落を経由し、穏やかなベルニナアルプスとお花畑を眺めながら、のんびり隣駅へ歩くお散歩コースもお薦め。特に、初春の5月下旬頃には黄色いタンポポ畑が広がる穴場な訪問地です。 |
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シュクオール Scuol 丘上のタラスプ城がシンボルのウンターエンガディン中心地。古くから温泉の里として知られ、現在も町の中心にある公共温泉施設が有名です。露天風呂もあり、外の景色を眺めながら温泉につかれます（水着着用）。温度や成分の異なる浴槽を順番に浸かると疲れもすっきり。スイス風温泉体験（スパ）はいかがでしょうか。町中には湧き出る鉱泉の水のみ場がいたるところにあり、この地方独特の建物が並ぶ面白いエリアです。 モッタ・ナルンス展望台周辺ではハイキングやサイクリングコースがあり、他近隣の小さな集落（セント、フタン、タラスプ、シヤールなど）へのバスも発着し様々なアクティビティを楽しめます。 |
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●サンモリッツから郵便バスの旅● サンモリッツを中心とするエンガディン地方は、様々なバスが張り巡らされておりバスを乗りこなし効率良くアクセスすることがこの地方の旅の上級者。サンモリッツから郵便バスに揺られて訪れることができる小さな町で素晴らしい景色に出会います。 ソーリオSoglio エンガディン地方に滞在するなら一度は訪れてほしい、独特で神秘的な雰囲気を持つソーリオ。イタリア人画家セガンティーニ3部作の舞台となったことで有名です。サンモリッツからマローヤ峠を越え、ブレガリア谷の奥にひっそりと佇むイタリア語圏の小さな村です。画家セガンティーニはあまりの美しさに「天国の入り口」と表現した景色は、高度のある谷の斜面に寄り添うかのように密集する古い石造りの町並みとシオーラ山群の美しい針峰群が、まさに絵に描いたかのように目に焼き付けられます。また、「栗の町」としても知られており、ソーリオから一つ手前のカスタセーニャ（栗の木が紋章の町）までは、約2キロの簡単なハイキングコースがあります。栗の木畑の中を歩くユニークなハイキングは、特に実りの時期である秋にお薦め。この地方独特のカッシーネと呼ばれる栗を保存食とするための燻製技術や伝統が古くから残っており、町中で食べられるとびきり美味しい栗のパスタやスイーツは見逃せません。郵便バスを手前のビーゴソプラノで降り、ソーリオまで歩くハイキングコースなど様々な楽しみがあります。日帰りもできますが、是非一泊してみたい一押しエリアです。 |
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